汗を肌から遠ざけ、外からの雨や雪は徹底的に防ぐ5レイヤリングは、ベースレイヤーやミッドレイヤーをフィールドに応じて選択し組み合わせることで、春夏のトレッキングから冬期登山まで幅広く対応することができます。
季節やフィールドに合わせてレイヤリングを応用し、安全で快適な登山を楽しむためのウエア選びをご紹介いたします。
外気温が極めて低い状況での行動となる冬期の登山では、運動時の汗処理と停滞時の保温力の両方がウエアの機能として求められます。5レイヤリングは、素肌に着用するドライレイヤー®の撥水力から吸汗、蒸散、透湿へとそれぞれのレイヤーの相乗効果で汗を遠ざけ、濡れ冷えによる雪山でのリスクを軽減します。
優れたストレッチ性と極めて高い耐候性を実現した防水透湿のエバーブレス®メンブレンを採用したライトアルパインシェルです。非常に軽量で雪の日はもちろん雨の日にも活躍できる優れた機能とディテールを持ち、オールシーズン・オールパーパスで活躍します。片手で素早く開閉できる大型ベンチレーターはパックのショルダーベルトに干渉しない位置に設け、幅広い温度調節を可能にしています。悪天候時には、同じ位置にベンチレーターを設けているニュウモラップ®とレイヤリングする事でミッドレイヤーまでダイレクトな換気を可能にするリンクベント®やダブルシェル™の効果を得ることができます。
※パンツ裾内側のアイゼンガードは簡易的なものでエッジやアイゼンによる強いストレスから保護するためには不十分なものです。
軽量でしなやかな着心地と最高レベルの防風透湿性を誇るミッドシェルのニュウモラップ®は、寒風下や多少の雨・雪の中でのハイクアップ、ラッセルなど、発汗量の激しい行動時の快適さを飛躍的に高めます。悪天候時にはアウターシェルをニュウモラップ®の上に着用することで、コンパクトな空気層を形成し効率的に保温性を高めると同時に、ウエア内の結露を最小限に抑えることができます。その「ダブルシェル™」のレイヤリングが対応温度域を大きく広げ、ウエアの着脱も最小限にし、アクティブで快適な行動をサポートします。
特に寒い季節や、寒さが苦手な方、または強度が求める場面では、より保温性と強度に優れたニュウモラップ®EXジャケットでのレイヤリングがお勧めです。
過酷な環境、あらゆる状況から手を守るために開発されたグローブレイヤリングシステムです。
水濡れに強い素材を組み合わせることで、トータルで優れた防水性を発揮し、持続的に防水透湿の確実性を上げています。素肌には山行中ずっと着用できる耐久撥水のフラッドラッシュ®パワーメッシュインナーグローブを着用し、肌に一番近いところで外からの濡れと汗の濡れ戻りを軽減します。
アウターグローブは、テクニカルな登山にも対応できるハイグレードモデルのエバーブレス®アイスグローブと、雪山でオールラウンドに使用できるベーシックモデルのエバーブレス®スノーグローブからアクティビティに合わせて選択します。アウターグローブ附属のフラッドラッシュ®サーモグローブとのトリプルシールド™レイヤリングで安全で快適にスノーアクティビティを楽しんでいただけます。より高い保温性が必要な場合には、厳冬期のレイヤリングに対応するフラッドラッシュ®EXPグローブがミッドレイヤーとしておすすめです。
※状況に応じた組み合わせ例(行動中)
厳冬期:アウターまで含めた5レイヤリングを着用
冬季:気温に応じて、ベースレイヤーかミッドレイヤー、もしくはその両方を薄手のものに
残雪期:ベースレイヤーかミッドレイヤーを好みにより省略
残雪期・好天:ミッドシェルをアウター代わりにした軽量な3枚(ミッドレイヤーまたはベースレイヤー省略時)、または4枚でのレイヤリングも可能
気温だけでなく、風や、登り・下り・休憩中などの活動量の差によっても体感温度は大きく異なります。
登りで暑い場合は1枚減らす、活動量が大きく落ちる休憩中は軽量コンパクトなダウンを携帯して体が冷える前に羽織るなど、状況に応じて対応することをおすすめします。
※体感温度は個人差も大きいため、上記はあくまで参考情報として頂き、各自に合わせたレイヤリングを試してください。
春や秋は寒暖差が大きく、長い行程ともなればあらゆる状況を想定しなくてはなりません。
夏が終わりを告げた頃から高所では雪に降られることも珍しくなく、特に寒さに関しては万全の対策が求められます。また、気温の変化だけでなく強風による体感温度の低下にも注意し、防風機能のウエアをレイヤリングに取り入れる必要があります。もちろん汗冷えにも気を配り、行動時のレイヤリングウエアには、フリースやダウンなど汗の処理が苦手な保温着は汗の蒸散と透湿を妨げる原因にもなりますので、休憩時以外の着用は控えるようにします。
過酷な環境、あらゆる状況から手を守るために開発されたグローブレイヤリングシステムです。
水濡れに強い素材を組み合わせることで、トータルで優れた防水性を発揮し、持続的に防水透湿の確実性を上げています。素肌には山行中ずっと着用できる耐久撥水のフラッドラッシュ®パワーメッシュインナーグローブを着用し、肌に一番近いところで外からの濡れと汗の濡れ戻りを軽減します。
レイヤリンググローブには幅広く活躍するフラッドラッシュ®EXPグローブが手軽に使用できておすすめです。肌側には吸汗拡散層としてドラウトエア™を採用し、グローブ外層は耐久撥水加工されたフラッドラッシュ®が、中と外から濡れ冷えを抑え快適さを持続させます。
気温が低い時はメリノスピン™サーモを、やや高めの場合はメリノスピン™ライトを選択します。
さらに暖かい場合は、ベースレイヤーかミッドレイヤーのどちらかを省くことで幅広い温度域への対応が可能です。
意気揚々と目指した山域で、いざ山頂に立ってみると思いのほか寒く、のんびり景色を楽しむことができない
、、、よくある話です。日帰りの低山ハイクでも寒さや雨、強風といった荒天に対応できる最低限の防寒や汗処理性能のあるウエアの選択をおすすめします。
防寒だけを重視したボリュームのある組み合せではなく、それぞれのウエアの長所を引き出しつつ、最良のバランスをもったレイヤリングを心がけることで、荷物も軽く、ウエアの着脱を減らし、快適な状況を長く維持することができます。
行動時には保温性のみならず吸汗蒸散性を併せ持つミッドレイヤーを着用しましょう。
ドラウトシリーズは中間保温着としてシェルの透湿性を妨げることなくベースレイヤーで吸収された汗をすばやく吸い上げて蒸散し、汗の処理を積極的に助けます。
通年で活躍する中間保温着としてはドラウトセンサー®がおすすめです。汗の処理が苦手なフリースでは実感できないレイヤリングの相乗効果を得ることができます。


















