WEB STORE

着替えなくても大丈夫。ベタベタさようなら 登山の汗ケア

2018年6月15日 更新

登山で長い時間、汗をかき続けると、もれなく付いてくるのがベタつきです。
最初のうちは、仕方ないもの、と思ってガマンをするのですが、こうした不快感に気づかないフリをして歩き続けるか、原因を知って対策しながら歩くかで、登山の快適性は大きく変わってきます。
快適性が上がれば、楽しいうえに集中力も上がる。
集中力が上がれば、怪我や道迷いの防止、少し上の山に挑戦するときの心の余裕にもつながり、安全に登山を楽しめるようになります。
汗ケアは、登山技術のひとつ。山を歩きながら肌をサラッと保つ、登山の正しい汗ケアをご紹介します。

汗のベタつきの原因を知る

個人差はありますが、汗の成分の大部分は水。もともとはサラサラとしています。それなのに、なぜ汗をかくとベタつくのでしょう。
それは、汗が肌にとどまり続け、表面にある皮脂や汚れと混ざり合うためです。
ベタつきは、汗が肌の表面に滞ることで発生するのです。

例えば、ベタつきを感じやすい胸や背中といった体幹部は、もともと発汗量の多い部位。蒸発が追いつかず、汗の逃げ場がないために、余計べタつく、という訳ですね。

登山の「汗ケア」は特殊

ベタつきから解放されるために、下界であれば、シャワーを浴びたり、着替えたり、汗ふきシートで体を拭いたり…といったケアができるのですが、登山においての汗ケアは事情が違います。

写真:汗をかきやすい夏の登山イメージ

山にはシャワーもロッカールームもありません。登山のウエアは着っぱなしが原則。
汗の量が多いため、ハンドタオルやワキ汗シートもすぐに飽和してしまい現実的でありません。
そんなわけで、山で汗のベタつきを軽減するためには、登山ならではの「汗ケア」方法を考え必要があります。

ベタつきは登山のパフォーマンスに影響する

登山でかく汗の量は、1日約2リットルもあると言われています。
とくに登りの行程の数時間は、運動量が多く、吹き出る汗と格闘することになります。

登山に必要な水の量と汗のはなし

長く大量に汗をかいていると、こんなことが起きます。

“Tシャツやトレッキングパンツが肌にはりつく”
“ワキやヒザの裏がベタベタする”
“胸元が心なしかドロっとしている…”

写真:汗でウエアが背中に張り付いているいる様子

誰もが味わう、汗のベタつき。
不快感が高じると、せっかくの楽しい山行もトーンダウン。集中力を失って、分岐点を見誤ったり、歩く速度が遅くなってタイムオーバー、なんてこともあります。
ベタつきは、放置していると、登山のパフォーマンスに影響します。何かを我慢している状態は集中力が散漫になってしまいます。集中力が必要な登山では、快適さを維持することが安全面からも大事なことなのです。

finetrackスタッフが初心者だったころ

スタッフA

学生の頃、予想以上に大汗をかいてしまい、身体が痒くなるくらいのベタベタに。特にひどかったのが背中で、ザックを背負っているから簡単には手が届かないし、どうにもできずイライラしながら歩きました。山岳部の先輩たちが景色を楽しんでいる間もそれどころではなく、正直「早く下山したい」とばかり考えていました。

写真:登山中汗をかいてイライラしながらの山行イメージ

スタッフB

夏でも安全のために絶対に素足を出すな!と教わって長ズボンを穿いて山に行ったら、汗で太ももやヒザが貼りついて、動きにくくてすっごく不快。貼りつかないときよりも脚上げに力を使うのか、段差の大きな登りで筋力が追い付かなくなり、太ももを両手で持って無理やり登らなくてはいけなかった。

登山の汗ケアの基本形

汗をかかないように歩くことは、夏山では不可能です。
汗は、体温がオーバーヒートして体調不良を起こさないための、大切な生理的機能。かいた汗を素早く処理してベタつきを回避するのが現実的です。

写真:汗をかいた肌の様子

大汗をかいても、肌の表面に汗をとどまらせない。
これが、登山の汗ケアの基本の考え方になります。

決め手になるのは、肌に接している下着を、汗の通るメッシュにすることです。
メッシュは、汗ケア専用に創られた、撥水の下着です。
細かく空いたメッシュの孔を、汗が自然と通り抜けていくように設計されていて、肌の表面に汗が残りにくい効果があります。

メッシュの役割

メカニズムを図にするとこんな感じです。

図解:かいた汗がメッシュを抜けて速乾性シャツが吸い上げる
【 肌に汗がとどまらず、ベタつきが発生しにくい。】

汗腺から出た汗は、メッシュの孔を通り抜けて外へ。
そして、メッシュの上に着た速乾性ウエアへと吸い上げられていきます。

登山の汗ケアの基本形

実際にメッシュの下着を着て登ってみると、上に着た速乾性ウエアが、いつもより早く、多く濡れるのを感じます。汗がスムーズに抜けている証拠です。

速乾性ウェアの役割は、多くの汗を吸い上げて生地の表面に拡散させる(表面積を拡げる)ことです。汗で生地全体が濡れやすい速乾性ウェアは高機能といえます。

メッシュを使用した汗のベタつき対策を行うと、表の速乾性ウエアは濡れていますが、逆に、肌の表面はドライ。
メッシュ自体が汗を含まない撥水なので、ヒンヤリすることもありません。

写真:ウエアに汗が拡散している様子
写真:ドライな肌面とメッシュの下着

これが、登山の汗ケアの基本形。
汗をかいても、サラサラの快適時間が長く続けば、もっと遠くまで歩けそうですね。

汗のベタつきはしっかりと対策しよう

登山には汗のベタつきがつきもの、仕方がないと思っている登山者は多いと思います。

直接的に身体への負担につながらなくても、不快感を感じながらの山行は集中力をなくし、結果として道迷いやタイムオーバーにつながる危険性があります。

なにより、楽しいはずの登山の思い出が台無しになってしまう。

現代は技術が進化し、さまざまな汗の不快感が抑えられるようになりました。
肌と汗を切り離すメッシュを下着に着用するだけで汗のベタつきを劇的に軽減できます。

湿潤で蒸し暑い日本の山。
汗のベタつき対策を行い、今年の夏山を快適に楽しんでみてはいかがでしょうか。

スタッフからのひとこと

メッシュの下着との出会い

学生時代のエピソード紹介

企画開発課
芳本良輔

2017年入社。ワンダーフォーゲル部出身。沢と日高山脈が好き。

沢登りで低体温症になりかけたり、街用の保温下着で山に登って汗でボトボトになったり。失敗の尽きなかった学生時代でした。沢で寒い思いをしたくない一心で、祖母から貰ったおこずかいを握りしめ、登山専門店に行ったのを覚えています。売場には登山用の下着が色々並んでいて何を選ぶか迷ったんですが、沢(水中)でも使えるという用途だけでfinetrackの下着「スキンメッシュ®」を買ったんです。

あるとき、真夏に沢から詰め上がって稜線を歩いていて、あれ?と思いました。
「汗はかいてるのに嫌なベタつきを感じないな」
僕は超汗かきで、山でのベタつきはある程度宿命と思っていた。身体が痒くなるほどのベタベタを味わったこともあった。でも、劇的に違う。そのときやっと、これも下着の効果なのか、と気付いたんですよね。

スキンメッシュ® T

登山で汗をかき続けると起きる「ベタつき」。肌にウエアがはりついて不快ですよね。
この「ベタつき」対策のために生まれた登山用のメッシュ下着です。
速乾性シャツの下に1枚着るだけ。finetrack独自の撥水技術で、ベタつき感、ニオイ、汗冷えの解消に効果があります。
山をもっと快適に歩きたい方に!

友達にも教えてあげよう!

関連記事