最強の5レイヤリングとは

ブランドストーリー Made In Japan

ウエアはファッションでなく、無事に帰るためのギアである。
そのために、既存の素材には満足しない。

本当に牙をむいた自然に、私たち人間は打ち勝つ力を持ちません。しかし、経験や知恵を駆使し、ウエアやギアの力を借りて耐え抜くことは可能です。

finetrackの生み出すアイテムはすべてフィールドで積み重ねた経験をもとに開発。自分たちの遊びを笑って振り返られるように『安全性』を最優先したものです。快適性は、安全性を追及するための通過点です。

だからこそ、求める性能を持った新しい素材を開発するところから、徹底的にこだわっています。既存の素材をただセレクトするだけでは、私たちのニーズを十分に満たすことは難しく、いわばありきたりのモノ創りしかできないからです。

私たちが「日本製」であることにも強くこだわる理由の一つはここにあります。

私たちの夢を形にする「繊維技術力」が世界でNo.1であり、その技術と私たちの知るニーズやフィールドでの経験を合わせた二人三脚のような開発体制を取ることで、本当に強い製品ができると考えているからです。

世界No.1の繊維技術+オンリーワンのアイデア

世界初の撥水ドライレイヤー®や、天然素材と化繊それぞれの長所を活かして糸から開発したベースレイヤー、ダイニーマ®を用いた新開発のテンションスリング™、超軽量・高透湿素材を採用したシェルター、異次元のストレッチ性を備えた防水透湿素材のエバーブレス®、世界初のシート状立体保温素材のファインポリゴン®……。

どれも、オンリーワンのアイデアとこだわりの素材で次々と新商品を開発しています。

モノ創りのあり方へのメッセージ

自然や自然を愛する人に支えられているアウトドア業界ですが、生産や流通という面で果たしてエコな考えが貫かれているかは疑問です。

コストを抑えるために海外で行う大量生産、流行を追ったもの作り、そしてシーズン途中から急速に下落する価格、たった1年で古くなってしまう製品。そうした大量生産&消費のトレンドに対し、finetrackは逆行しているかもしれません。しかし、国内でのこだわった、年式にとらわれない定番商品のみに絞ったモノ創りは、私たちの曲げられない理念です。

もう一つ大切にしているのは、長く使い続けられる製品を作ること。それは「値札」以上の優れたコストバリューを持たせる取り組みの一環であり、ひいてはささやかながら、エコロジーにも貢献できるものだと考えています。

finetrack商品をボロボロになるまで使い続けていただく、それは私たちにとって何にも代え難い喜びです。

日本でモノ創りをするということ

たとえば、素材だけを日本で調達し、海外で縫製をすることも可能です。

しかし私たちは、糸作り、生地への織り(編み)上げ、仕上げ、そして裁断、縫製に至る全てを、日本国内で行うことを主としました。なぜなら、いま日本の繊維技術が世界No.1であるのは、素材を作りそれを製品に仕上げるまでの全ての業者が「繊維産業」として一体となって成長した結果であり、そのことを大事にしたいと考えているからです。

日本国内で素材から開発するモノ創り。それはコスト面でも、チャレンジングな試みです。そのために、サプライチェーンマネージメントで仕入れから販売までの効率化を行っています。独りよがりなモノ創りにならないよう、常に値段以上のコストバリューを持った製品を届ける努力を怠らず、日本を元気にすることに微力ながら貢献し続けたいと考えています。

ひとつの例として、価格競争のなかで途絶えてしまったグローブの国産化に取り組み、その再興の兆しを見ることができました。夏物の薄手グローブにはじまり、アウターを除く秋冬モデルのグローブにおいても、国内生産でのモノ創りをスタートしています。