DRY LAYERING ドライを重ねる 5レイヤリング

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ドラウト®ソル

秋冬の新しいベーシック
シーズン
  • 秋・冬・厳冬期・残雪期

Fleece vs L3 ドラウトレイ

汗をためないドラウト®レイが常識破りに快適な理由

特長features

汗をかいてもムレにくい、アクティブに動いた後も温かさが続く、新たなベーシックを創り出す究極のミッドレイヤー
肌面起毛によるハイボリュームの保温力と、汗を素早く吸い上げる汗処理能力を併せ持った一着。フリースでは成し得なかった行動保温着=ミッドレイヤーとしての快適さを、新素材で実現しました。秋冬の新ベーシックとして、登山やバックカントリースキーなど、低温下で発汗を伴うさまざまなアクティビティに活用できます。
温かさをもたらす高いロフトを保ちながら、軽く心地よい着用感。ストレッチ性に優れ、大きな動きにも追従します。

1.優れた保温性

独自開発した起毛面を持つ嵩高の編み地構造の新素材です。暖かさをもたらす高いロフトを保ちながら、軽く心地よい着用感。そしてデットエアをため込みやすいふくよかな起毛が特長です。

ドラウトレイ生地イメージ

2.行動中もムレにくい

メイドインジャパンの最先端の技術を融合させた、新開発の軽量起毛生地は、起毛でありながら生地表面への素早い水分移行が行われる毛細管現象の実現に成功しています。生地全体で汗を処理し、速乾。フリースでは成し得ない、快適さをもたらします。

拡散性残留水分率(当社試験データ)

拡散性残留水分率

ドラウト®レイは一般的なフリースと比較して2.5倍速く乾燥します。

3.汗をためず、温かさが持続する

行動中の汗が染み、濡れが残った保温着は、その保温力を維持することが難しくなります。素早く汗を処理するドラウト®レイなら、ウエア内側をドライにキープ。保温力の低下を最小限に食い止めます。
低温下でアクティブに動いた後も温かさが続く、文字通りの「行動保温着」です。

湿潤時の保温性比較試験(当社試験データ)

湿潤時の保温性比較試験

発汗によって濡れた状態を想定し、肌側の温度変化を経時的に測定する方法。一般的なフリースは発汗開始直後に35℃まで下がるが、ドラウト®レイは35.5℃に留まる。40分発汗が続いた後には、ドラウト®レイの肌側の温度が、一般的なフリースより2℃ほど高く、保温性に優れているといえる。

4.タフで動きやすく幅広いシーンに活躍

高いストレッチ性を備えながら、高密に編み込んだタフな表生地は、発汗量の多いハードなアクティビティでもつっぱることなく、大きな動きにも追従します。ジャケットとフーディをラインナップし、室内での運動にも活用できます。

5.臭くなりにくい

素材には抗菌防臭加工を施しているため、発汗の多いアクティビティや連泊の山行でも嫌なにおいを抑え、快適な行動を支えます。

POINT ここに注目!

吸汗する裏起毛地

吸汗する裏起毛地

スムーズな汗処理の起点になる、吸汗性に優れた裏起毛地。

リンクベント

リンクベント®

衣服内のムレを一気に解放できるリンクベント®を装備。

チンガード

チンガード

スライダーがアゴに当たる不快感を防止。

胸ポケット

胸ポケット

小物類の収納に便利な胸ポケット。

2ヶ所のフロントポケット

2ヶ所のフロントポケット(ジャケットのみ)

小物類の収納に便利で、ハンドウォーマーにもなるポケット。

サムホール

サムホール(フーディのみ)

手のひらまでカバーして保温力を高められるサムホール。

こだわりの素材material

常識を覆す「起毛素材」

「一度濡れてしまうと乾くまで相当な時間を必要とする」フリースの欠点を克服した、常識を覆す「起毛素材」。見た目では、一般的なフリースとの違いはわかりにくいですが、行動着としての快適さは段違い。素早く吸い上げた水分を即座にベース層に移行させて拡散・蒸発させる、これまでにない優れた汗処理機能を実現させています。

糸の繊度(繊維の細かさ)を肌側から外側に向けて段階的に変化させ、素早い吸水から拡散と蒸散へと導く、毛細管現象を高めることに成功。さらに、密度を高めたベース層の肌側に、起毛糸を浮かせた状態で生地化することで、表側でのスムーズな拡散・蒸散を促します。

汗を処理するための生地構造

開発の背景background

水分拡散性の実験
冬のアクティビティイメージ

フリースは、軽さと嵩(かさ)高性に優れる、ポリエステルニットを起毛させた素材です。その有用性にいち早く気づいたのはアウトドアメーカーで、やがて中間保温着の代名詞となり、日常着としても「冬に欠かせない素材」として確固たる地位を確立しました。

そんな広く活用されているフリースですが、ファイントラックは創業以来、一度も使用したことがありません。その理由はフリースが克服できない「大きな欠点」によるものです。

フリースの特徴である「起毛した繊維」は、外からの水分や汗を、起毛の繊維の中に抱き込んで停留したままの状態にしてしまいます。この性質は、水分の気化を促す拡散性を著しく阻害し、逆に滞留をもたらすため、いつまでも濡れた状態が続いてしまいます。

「吸汗から拡散へと導き、そしてスムーズな蒸散を促す」という、レイヤリングの相乗効果を追求しているのが、ファイントラック独自の5レイヤリング®システムです。中間保温着としてのフリース着用は、レイヤリング機能を阻害してしまうため、汗処理に優れる新たな保温起毛素材を開発する必要がありました。

フリースの欠点を克服し、これまでの前提を覆す起毛ニット生地を採用した「ドラウト®レイ」は、高い保温力を必要とする冬季山岳シーンでのレイヤリングに、最高のパフォーマンスを発揮することでしょう。
メイドインジャパンの優れた繊維技術やニッティング、そして様々な加工技術の融合が、この開発に大きく貢献しました。


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