DRY LAYERING ドライを重ねる 5レイヤリング

テントを背負って
~「How to もっとテント泊」で広げる遊びのスタイル ~

テントを背負って

テント泊――
衣食住をすべて背負い、憧れのルートへ。
山の懐深くに入り込み贅沢な時間を過ごす。
登山者であれば多くの人が目指すスタイル。

一歩ずつ経験を積んで、
テント泊登山にも慣れて、
自分で試行錯誤を繰り返す中で、

「テント内が寒くて熟睡できない。」
「テント生活が不快でつづかない」
といった悩みも出てきます。

もっと装備が軽量化できれば――
テントでも快適に寝れて、生活できれば――

テント泊は自由で遊びの幅を
もっと広げてくれる。

ただ、泊まるだけじゃない
もっと遠くに行くための。
もっと長く遊ぶための。
もっと自由に遊ぶための。
アウトドアアクティビティを最高に楽しむ為のテント泊

そんなテント泊に挑戦してみませんか?

私のテント泊STYLE

野村良太さん

Special Interview

登山ガイド
野村良太 さん

#02
山奥に入るための
「とにかく速く乾くウエア」

宗谷岬から襟裳岬まで南北に約670kmにもわたる北海道分水嶺を、積雪期に単独縦断した野村良太さん。植村直己賞を受賞したチャレンジの根底にあるのは、山の奥深くに分け入りたいという衝動。そして、山の奥深くではとにかく速く乾くウエア選びが大事だといいます。

ワンダーフォーゲル部で培った精神

野村さんは小・中・高校生時代は大阪で野球漬けで、山と出会ったのは大学生になってからとのこと。引っ越した先の北海道で、北海道らしいことをしたいと門扉を叩いたのが、北海道大学のワンダーフォーゲル部でした。

4月末に入部し、5月頭には先輩に教えてもらいながら雨具、登山靴、バックパック、寝袋などのテント泊装備一式を揃えてテント泊登山の予行合宿をしたのち、5月末には30kgもあるバックパックを担いで、残雪期の大雪山を1週間かけて縦走。

ワンダーフォーゲル部伝統の洗礼も、「大変だったけど、楽しかった」と笑いながら振り返る豪傑さ。天気も部の雰囲気もよかったというこの大雪山が原体験となり...

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鈴木千花さん

Special Interview

フォトグラファー
鈴木千花 さん

#01
「広く快適な旅の宿」

翻訳家で、フォトグラファーで、旅人。たくさんの顔をもつ鈴木千花さんは、登山を「旅」のようだといい、山の上ではカミナドームを宿にしているといいます。これまでのテント泊登山の話を聞いているうちに、カミナドームの快適さがみえてきました。

旅と登山が重なったターニングポイント

いまではクライミングやバリエーションルート、雪山登山など幅広く山で遊んでいる鈴木千花さん。それまではバックパックに荷物を詰め込んで海外を旅するバックパッカーでした。そんな旅の延長線上でキリマンジャロに登ったり、ヒマヤラをトレッキングしたりしていました。

本格的に登山を始めたのは長旅から帰ってきた2017年。紅葉を求めて晩秋の谷川岳に登ったとき、様々な人と触れ合い、壮大な景色に高揚した非日常的な濃い冒険に「旅」が重なり、山のとりこになったといいます。

なんとその一か月後には、旅仲間に誘われて南アルプスの鳳凰三山をテント泊登山。当時を振り返るとありえない服装と装備だった...

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脱初心者!テント泊の知識

イベント情報

テント泊関連のイベントを随時開催しております。詳細につきましてはバナーをクリック!

テント泊×アクティビティ

テント泊の王道
テント泊 × 縦走

山と山を繋ぐ稜線を歩く縦走登山の相棒としてテントを使えば、途中で出会った素敵な景色のテント場に宿をとることもできる。
夜は星を眺め、朝日に照らされながら朝食をとる。
テント泊での縦走は自由そのもの。
どこまでも続く稜線を自分だけの宿と共に歩くことができるテント泊×縦走はテント泊の王道といえる遊び方ではないだろうか。

白と静寂の世界へ
テント泊 × 雪山

雪に閉ざされ、登山者が少なくなる冬には営業している山小屋を探すことの方が難しい。
そんな雪山で遊ぶためにはテント泊が欠かせない。
厳しい冬の山だが、真っ白なキャンパスを赤く染め上げるモルゲンロートはどれだけ見ても飽きない美しさだ。
夏には簡単に行ける山でも冬はラッセルや悪天候で一筋縄ではいかないが、何日も苦労してたどり着いた先ではテント泊×雪山でしか見られない美しい「冬山」の姿を見せてくれるだろう。

移動がアクティビティ
テント泊 × 自転車

歩くことではたどり着けない遠い世界にも行くことができる自転車にテント泊をかけ合わせれば1日のすべてがアクティビティになる。
未舗装の砂利道でもお構いなしに進めるオールロードバイクならその遊びの範囲はさらに広がる。
一日中、まだ知らぬ道を探して走り回ったり、未知の出会いを求めて旅に出たりと遊びまわり、一日の疲れを癒してまた遊びに出る。
そんなシームレスな遊びができるのもテントがあるからだ。


why don't you テント泊?

finetrackスタッフの遊びブログ「Fun to Track」にて、スタッフのテント泊の様子を紹介中!