山はいつでも中途半端
適度に水を弾き、適度に風を防ぎ、軽くて動きやすい。
そういう「どれもそこそこ」というウエアは、山では中途半端として敬遠されていました。
「しかし、実際の山ではそんな中途半端な状況がむしろほとんどなのでは?」
中途半端=ミディアムな状況に対応するウエアはやはり必要だ。それがミッドシェル®の開発動機でした。
あらゆる動きにストレスを感じさせない立体デザインと、運動追従性に優れたニット生地により、動きの激しいアクティビティにも最適です。しなやかで肌当たりが良いため、まるで着ていないかのような着心地です。
アウターシェルは着ていられないが、脱ぐと寒いという状況は珍しくありません。ミッドシェル®は多少の雨や雪なら雨具なしでもそのまま行動できる耐水性と高い透湿性能を備え、幅広い天候や気温差に対応します。
※シーム処理をしていないため、完全防水ではありません。
効率の良い換気を行うリンクベント®を備え、ムレにくく、温度の調整が容易です。
山に入っていると横殴りの雨や雪もしばしば。完全防水のアウターシェルを着ていても、中のウエアが濡れることも。
一般的なアウターシェル一枚では、襟口や袖口から浸入した水や雪がその下に着ているウエアを濡らしてしまいます。さらに、シェルを隔てた外気と衣服内の温度差が大きくなると結露が発生しやすい状況となり、その結露がウエアを濡らしてしまうのです。
DOUNBLE SHELL®
優れた防風性、耐水性と透湿性を備えたミッドシェル®単体でも多少の雨や風は防ぎますが、アウターシェルと併用することで、ウエア内への浸水を徹底的に防ぐことができます。
また「二重サッシ効果」により、ウエア内の結露を最小限抑制でき、ウエアの濡れを回避し、安全性と快適性が向上します。
ダブルシェルの場合
2枚のシェルで高い安全性と素早い行動が可能
シェルが1枚の場合
1枚のバリアでは防ぎきれない場合も多い
ダブルシェルの場合
二重窓の構造により結露の発生を大幅に抑制
シェルが1枚の場合
外気との激しい温度差により結露が発生
アクティビティ | 登山/アウトドアアクティビティ全般 |
---|---|
特徴 | エバーブレス®μ(ミュー)メンブレンを採用し、極薄な生地で速乾性に優れるため、オールシーズンの登山や発汗するアクティビティで活躍。非常に軽くコンパクトなので小雨や小雪に対するお守りウエアとしてザックの中に忍ばせておくにも適しています。 |
機能性 |
|
素材 | ストレッチ:ヨコ217% タテ137% ※JIS L1096
B1法 表地:15デニールポリエステルニット 裏地:7デニールナイロンニット 中間層:エバーブレス®μ |
アクティビティ | 登山/アウトドアアクティビティ全般 |
---|---|
特徴 | エバーブレス®エアメンブレンを採用し、風をしっかり防ぎながらも高い透湿性と耐久撥水性を両立。行動中の着脱を減らし、ニット地ならではのしなやかな着心地で長時間の快適性を実現します。やや厚みのある生地で、秋山~雪山の高山など比較的気温が低いシーズンに活躍。 |
機能性 |
|
素材 | ストレッチ:ヨコ220% タテ143% ※JIS L1096
B1法 表地:20デニール66ナイロンニット 裏地:20デニールポリエステルニット 中間層:エバーブレス®エアメンブレン |
アクティビティ | 雪山登山/BCスキー/登攀 |
---|---|
特徴 | フロウラップ®の内側にシート状立体保温素材ファインポリゴン®を2枚封入し、裏地にはL3ポリゴンアクトと同じ吸汗性に優れたメッシュ素材を採用した、確かな保温力と汗処理性能を備えた【インシュレーションタイプ】のミッドシェル®です。雪山登山などでシンプルなレイヤリングでの行動が可能です |
機能性 |
|
素材 | 表地:20デニール66ナイロンニット ポリウレタンラミネート(エバーブレス®エアメンブレン) 裏地:ナイロン・ポリエステル交編メッシュ ※フード、襟などに20dポリエステルニットの裏地を備えた3層生地を使用 中間層:ポリエステル100%(ファインポリゴン®) |
Special