DRY LAYERING ドライを重ねる 5レイヤリング

投稿者: 松井 慶太 撮影者:松井、松下

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スタッフの遊び記録
ACTIVITIES

finetrackの春は自転車とともにやってくる。
毎年の社内行事として恒例となっている桜を楽しむお花見ライドを行った。
場所は、兵庫県を代表する桜の名所、丹波篠山。
丹波の里山を周遊しながら、古刹も訪れるという自然と歴史の風情溢れる総距離80㎞弱のコースをご紹介します。

■アクティビティ日:2024年4月14日

春はあけぼの、花は桜、そして始まりの季節。
心と身体も蠢く時期だ。
キーボードを打ってみて気づくが、「蠢く(うごめく)」とは春に虫たちがそわそわと活動を始める様子。まさにそんな気分で桜の時期を前にして、我々もそわそわし始めた。
いつ咲くのか、満開はいつか。天気はどうかと気に掛ける。

今回のコースはシャクナゲ公園をスタート、ゴールに設定された。
宮田川から篠山川、大山川を北上して柏原川に入り、加古川から篠山川、宮田川へ戻るという丹波の里山を周遊しながら、合間で古刹も訪れる桜満喫コース。
川沿いを走るコースは舗装路だけでなく砂利や土の不整地も走るため、太めのタイヤが必須である。
参加メンバーは、コース設定を担う代表の金山のほか、総勢13名のキャラバン。
さあ、春の訪れを満喫しよう。


入念な整備を行う一同

朝の集合は7:00。若干肌寒い。
スカイトレイル®パンツにフロウラップ®といういでたち。
それぞれがバイクの調整に余念がない。
一通り今日のコースの行程の説明があり、おもむろに出発。

ゆっくりと宮田川沿いを進む。
柔らかい日差しと頬を撫でる風が気持ちいい。
川沿いの道には桜並木が並ぶ。


さあ出発だ!

スタートしてすぐ気づいたのは山と川のある里の景色の和やかさ、美しさ。丹波篠山は初めて訪れた場所にも関わらず、いつかどこかで見たような懐かしさがある。
山、川、桜、菜の花、田んぼ、どこまでも続く里山の風景
鶯の鳴き声。
川にはビーバーが泳いでいる。
「ビーバー??」
頭が若干パニックになるが、あれはヌートリアという巨大なネズミのような外来種らしい。東京出身の私には馴染みがなかったのだが、関西では比較的知られており、ゆうゆうと長い尻尾を揺らしながら川を遡っている。
お前の先祖はどこから来たのかな。と考えつつ先に進む。
ネットで後日調べるとヌートリアは現状「特定外来生物」という分類になっていて、戦後、毛皮や食肉として期待されていたらしい。なるほどいろいろな経緯があったのだろう。ヌートリアも蠢く季節ということか。


ビーバーにしか見えなかったヌートリア

ごく緩やかな高低差。日差しも風も強くなく、汗もかかず快適な日和だ。
どこまでも桜並木は続いていて、「長閑(のどか)」とはこの風景を見た人が作った言葉なのではないかと思う。
「春は駆け足で通り過ぎる」とどこかの誰かが言っていた気がするが、桜は前週見頃を迎えたらしく、少し新緑の葉が芽吹き始めている。菜の花も土手沿いを彩り、桜色と黄色の対比が何とも美しい。


春の訪れを堪能できる丹波篠山の河川敷

途中、追手神社(おってじんじゃ)で休憩を挟んだ。
境内にはなんとも大きな木が立っている。カメラのアングルに入りきらないほどだ。
胸高の幹周りが7.8mもある日本一の「千年モミ」らしい。少しだけ悠久の時の流れに思いを寄せてみる。遠くで鶯が鳴いている。
旅の安全を祈願しつつ各自補給。


何しろ大きい日本一のモミの木

ふと気づくと隊列が途中で止まった。
神社でツアーの安全祈願をしたところだったが、
どうやら落ちていた釘を踏み抜いてしまったようだ。
しかしfinetrack には根っからの自転車好き(かつ体力が人並以上)が何人かおり、そのうちの1人であるKが、すかざすチューブを交換。
作業を横目に見ていると、もはやタイヤレバーは使わず手のみでサクサクと手際よく作業が進み、即復活。


工具を使わないパンク修理を一同眺める

各自行動食を食べつつ、どこまでも続く桜の並木だったが、
意外と見頃も過ぎていたこともあり、
丹波市観光100選にも選ばれている常勝寺に立ち寄った。
300段あるという長い石階段を上る。若手は自主的に駆けあがる。
階段を登りながらソメイヨシノとヤマザクラを楽しむことができる。
一番上の境内に鐘撞堂があり、一突きさせて頂いた。


常勝寺の300段ほどある長い階段を思わず見上げる

その後再び謎のパンク事件もありながらではあったが、
全員無事にゴールまでたどり着いたのだった。
気候も過ごしやすく、桜の花見と里山の風景を堪能した。
オールロードを楽しめる自転車ならではのルートだった。
それなりに腹が減るので、水や行動食はこまめに摂りたい。

五感で春を感じ取る風景の連続でまた訪れたいと強く思う。
きっと来年春を迎えるころにはまたそわそわとするに違いない。
充実した花見ライドだった。


桜は満開~新しい芽吹きへ移行中だった

全員で記念写真

遊びのMVPアイテム

スカイトレイル®パンツ

フィット感よく足さばきの良さが売りのスカイトレイル®パンツはランのみならず肌寒い時期のライドにも最適。
バックポケットもちょっとした小物を入れられて便利です。

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執筆者:マーケティング課 松井 慶太

入社年:2023年

大学からワンゲルで自然と親しむ。縦走、UL系ロングトレイル、トレイルランニングにハマるも近年は股関節痛気味。自転車旅をもっと楽しみたい。家族との時間も大切に。

※自然の中でアクティビティを行うためには、十分な装備、知識、経験が必要です。事前の準備を徹底したうえで、安全に注意してお楽しみください。

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