DRY LAYERING ドライを重ねる 5レイヤリング

投稿者: 佐藤 写真:高木、佐藤

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スタッフの遊び記録
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三田原山から池ノ峰に滑るメジャールートではなく、外輪山からカルデラ内輪側の南地獄谷にドロップし、前山滝沢尾根に合流するルートを楽しんできた。
■コース:杉ノ原スキー場リフトトップ⇒三田原山⇒南地獄谷⇒滝沢尾根⇒赤観ゲレンデ
 ※スキー場から隣接する別のスキー場への縦走ルートにつき車の回送が必要
 ※登山届の受付窓口やポストが設置されていないので事前の届け出が必要
【山行日】2017年3月18日

杉ノ原スキー場リフトトップからスキーシールを履いて登り始めると三連休初日+快晴ということもあり、既に多くのBCツアラーが先行して登り始めている。

快晴の中で雪上のブナ林を歩くのは本当に気持ちが良い。1ピッチ+αほど登り、外輪山稜線に到着。

外輪山からのドロップポイントを探すが「もっと良いポイントが向こうにありそうだ!」と我々を誘導する金山。

三田原山方面へと歩いていくと山頂手前に雪庇の切れた僅かな下降口を見つけた。

下降口の数メートル下には滑降の準備ができる平坦なスペースが。

先陣を切ってカルデラ内部にダイナミックに滑りこむ金山。

まっさらなオープンバーンに刻んだシュプール。

好きなラインに落とせる広大なバーン。

最高の1本を楽しんだ後は樹林帯で昼食。

目の前の南地獄谷からは、風に流された硫黄ガスの臭いが漂ってきた。

腹ごしらえを済ませ、トラバースしながら滝沢尾根に合流する間も美味しそうな斜面をいただく。なお今回は快晴によりルートファインディングは比較的容易だったが、視界不良時には異なる尾根筋に入り込みやすく注意しなければならない区間だ。

滑りを楽しみつつも時折り、滝沢尾根合流までのルートを確認しながら下降する。

標高1,600mあたりで滝沢尾根に合流。昼を過ぎ気温上昇と、高度も低くなってくることで徐々に雪のコンディションも悪くなっていくが、果敢にテレマークスタイルで攻め続けていく。

滝沢尾根のツリーランにて板を軽快に回していく金山。

1,100mあたりから谷筋の様子を伺いながら渡渉地点を通過し、赤観ゲレンデに。この後、杉ノ原スキー場の車を回収。なお雪が少ない時期は渡渉点が埋まっていないことがあるので事前に情報収集が必要だ。
三田原から前山滝沢尾根までの滑りを大満喫した連休初日となった。

 

3月後半ともなると快晴時の雪上は程よくヒンヤリと涼しい反面、ハイクアップでは照り返しも強く、汗が噴き出てくることもある。そんな時はメリノスピンライトがちょうどいい。メリノウールの調湿性と適度な保温力に、吸汗処理も加わり快適な山行が続けられた。

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