ドライレイヤリング ドライを重ねる 5レイヤリング

投稿者: 岩井 茉莉子 写真:岩井、中山

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スタッフの遊び記録
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南アルプスの女王、仙丈ケ岳。雪山としての難易度は比較的手ごろながらの3000m峰。
ずっと行きたいと思っていながら、冬は公共交通機関のアクセス手段がなく、二の足を踏んでいたところに、スタッフ中山から3月の3連休での嬉しいお誘いが!
北沢峠にベースを張りピークを目指すお気軽登山!と、各自飲み食いするモノをザックへ満載し、春の南アルプスへ向かいました。

【山行日】2017年3月18日~20日

■3月18日(土)
アプローチは戸台まで車で置き、河原歩きからスタート。

ようやく長い長い河原歩きを終え、雪と氷で足場の悪い急登の八丁峠を越えて北沢峠へ。初日はアプローチと油断してたっぷり担いだお酒と食料の重量にあえぎながらなんとか到着。

■3月19日(日)
次の日も快晴!
朝が苦手なコンビは、テント場には誰もいなくなった時間にのんびり出発。

6合目を越えてようやく木がまばらになり、いよいよ楽しみにしていた、真っ白な稜線。
まずは小仙丈ケ岳への急な登りを息を切らして登ります。

小仙丈ケ岳のピークへ到着!これから歩く稜線を眺めながら山頂を目指す前に最後の休憩。

いよいよ山頂を目指して出発!それにしてもすばらしい景色!
ときおり吹き付ける強い風に目を細めながらも、真っ青な空に稜線のまだまだ雪のたっぷりついた真っ白な稜線を堪能しながら歩きます。

3連休ということで人が多く、挨拶しながら山頂へ。トレースをつけてくれたみなさまに感謝…!

青空の下で山頂を踏んできたすれ違う人々は、皆晴れ晴れとした顔。

この山行での危険箇所として最もコンディションが気になっていたナイフリッジも、穏やかな天候とトレースのおかげであっさり通過。山頂はもうすぐそこ!

ついに山頂!憧れの冬季3000m峰は、天候に恵まれ、とても穏やかに迎えてくれました。
あたたかな太陽の下で寝転んで喜びを味わいます。

山頂は360℃山に囲まれた大パノラマ!
穏やかな天候のおかげでいつまでも見ていたく、ついのんびりと長居します。

山頂でたっぷり景色を堪能し、帰路へ。小仙丈ケ岳の上には、誰かが作った立派なイグルーが。
そのイグルーで遊ぶ中山。

下りは早く、あっという間に樹林帯へ。最後に顔を上げると、来年の冬はチャレンジしたい山のひとつの甲斐駒ケ岳が見送ってくれました。

樹林帯に入ると頭にあるのは、テント場に置いてきたおいしい飲み物のこと。15時頃にはテント場へ到着し、青空の下でビールとおつまみで登頂を乾杯!

この日はここから20時近くまで食べて飲み続け、良い気分で就寝。

■3月20日(祝)
最終日。
のんびり起きて、ときどき見える真っ白な山との別れを惜しみながら長い河原をゆっくり下ります。

下山後は温泉に、ソースカツ丼、そして中山の定番、地元の酒屋さんで日本酒を入手して、真っ白な峰を思い出しながら神戸への帰路につきました。

 

残雪期の穏やかな天候だったとはいえ、森林限界以上の稜線はスポット的に強く冷たい風が吹き、顔を露出しているのは辛い。それでも、急な登りで息が苦しくなるし、サングラスが曇るので、バラクラバはできるかぎりしたくない…という私。

今回使ったメリノスピンバラクラバは、鼻と口部分の生地をトンネルのように浮かせ、隙間をもたせた「ブレスルーター」のおかげでほぼこれらの悩みを感じることなく、気が付くと稜線ではずっとしたままで快適に過ごせました。

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