DRY LAYERING ドライを重ねる 5レイヤリング

投稿者: 天玉 亮 ■写真:高木、中山、天玉

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スタッフの遊び記録
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春スキーを楽しむべく昨年に続き、今シーズンも火打山に足を運んだ。去年は雪不足の影響で、狙ったツアーを組めずにほぼ往路を戻るルートとなったが、今シーズンは雪も多くロングコースを想定しての出発となった。結果、山頂から山麓まで予定通りのルートがとれ、最高のツアーを楽しむことが出来た。

■山行日:4月15日(土)・16日(日)

■コース1日目:笹ヶ峰登山口⇒富士見平⇒黒沢岳中腹⇒高谷池ヒュッテ(泊)
 コース2日目:高谷池⇒火打山頂⇒惣兵衛谷サクラ谷出合(渡渉)⇒林道⇒笹ヶ峰登山口
 ※登山ポストが雪に埋まっている可能性もあるので事前に届け出るか
  設置状況の事前確認が必要です
 ※渡渉箇所があるため残雪状況の事前確認が必要です

笹ヶ峰登山口を出発する際に登山届を提出とビーコンチェック。
今年は東屋の屋根までの残雪。登山口周辺にほぼ雪が残っていなかった去年のこの時期とは比べ物にならない。期待を胸にいざ出発。

緩やかな樹林帯を1ピッチほど歩くと黒沢橋に到着する。橋は完全に雪の中。去シーズンとは全く様相が異なり、橋がどこなのか判らないほど。橋があるだろう沢が顔を出している周辺の危険個所は避けて、標高差にしておよそ50mほど上流の雪の厚いポイントを選んで渡渉。

十二曲り周辺の急登もスキーを履いたまま九十九折に登って行く。天気予報では昼ごろにかけていったん天気が崩れるとのことだが、その通り雲が多くなってきて、急登を登りきる前に雨がパラパラと。標高も上がってくるといよいよ富士見平手前で雨から雪に。

樹林の下で風雪を避けつつ昼食を摂る。この周辺は本当は大展望が広がっているのに。悪天でなければ黒沢岳トップから1本滑る予定だったがヒュッテ直行にプラン変更。・・・と思って富士見平からトラバース気味に進んでいるとガスが切れ、1本滑るチャンス到来。相談した結果、黒沢岳トップまでとは言わないが、中腹辺りまで高度を上げて滑ることに。

明日に向けて足慣らし。ちょうど樹林の少ない斜面の前でガスがあがってくれてよかった。

今夜はヒュッテで情報収集しつつのんびり過ごせそうだ。天気も回復傾向。ただし風は強い。

ヒュッテ前の丘から日の入りを楽しんで就寝。

朝、快晴。山頂から滑るタイミングに雪が緩んでくれているだろう時間を逆算してヒュッテでゆっくり朝食とコーヒータイム。目と鼻の先にある火打のオープンバーンへの期待をグッと抑えつつ、出発(なぜかカメラの設定が変わっていてアニメ調)。

ヒュッテから山頂直下の鞍部までは尾根筋を上がらずトラバース気味に徐々に高度を稼ぐ。滑降する斜面の雪庇や危険箇所を確認しながら山頂に向かう。1ピッチほどの急登となるが鞍部から山頂までは強風に耐えながらの登りとなった。

山頂に到着。強風が吹き荒れていたが滑降する南東側がちょうど風下となっていたので風を避けながら準備。

遮るもののない広大なバーンに各々が思い描くラインに落とす。

今年、本格的なBCスキーデビューをした仲間もテレマーク姿勢で斜滑降。

影火打の南、ちょうど惣兵衛谷とサクラ谷が出合う手前に緩やかな台上の広大な丘が形成されている。ブナの大木が点在するこの丘でちょうど良い休憩場所を探し、昼食。

ツリーランが楽しめる最後の斜面。事前情報によりこの先、沢の渡渉は心配なさそうだが、実際に斜面の中腹辺りからも出合の様子を探ってみたところ問題なさそう。残雪たっぷり。

渡渉ポイントを無事通過。なお残雪状況によっては雪面が割れていたりスノーブリッジが崩壊して渡渉箇所を探すために登り返しにより大幅にタイムロスすることもあるので注意が必要な区間だ。

鍋倉谷をトラバースし終えたら樹林帯を抜け林道へ。

林道に合流し1ピッチほど歩いて笹ヶ峰に到着。好天の中、最高のロングツアーを楽しむことが出来た。

※斜面の状況や渡渉点などはシーズン毎および時期により状況が変化するので事前情報やヒュッテ等での情報収集が重要なルートとなります。

 

春のBCスキーでは快晴時、雪上は照り返しが強く程よくヒンヤリと涼しいくらいだが、ひとたび尾根筋や稜線にて強風に打たれるとアッという間に体温を奪われてしまう。4月中旬ともなると下界では春の陽気に見舞われるが、残雪の山中では冬の装いとなることもしばしば。日差しの有無、風の状況などが刻一刻と変化するような状況下では防風性を備えたシェルが欠かせないが、そんな時にもニュウモラップの活躍範囲は幅広い。薄手でしなやかな着心地と適度な保温性はそれらの活動を邪魔しない。

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