ドライレイヤリング ドライを重ねる 5レイヤリング

マルチアクティビティプレイヤー: 山田 琢也

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2017年、スキーに明け暮れたスノーシーズンを終え、山田選手はようやく走り出しました。
4月22日、長野で開かれた「善光寺ラウンドトレイル」。前週までスキー一色の毎日、走りに特化したトレーニングはほぼしていなかったといいますが……結果はぶっちぎりの優勝! 本人は、頭をかしげながらゴールしたようですが……
(Photo:室伏那儀)

11時、スタート。
最初の1km程の上り坂をチームモントレイルのスッシー(中川政寿選手)と何気ない会話をしながら進んでいく。リラックスして走り出したにも関わらず、間もなく会話に応える余裕がなくなる。ゼーハーして話すのが辛い私に対して、スッシーは何だか楽そう。

それもそのはず、つい最近まで頭の中はスキー一色で、ランでのトレーニングはほとんどしていない。
ショートパンツを履くのも2017年、今日がはじめて、、、白い生足が自信のなさを表しているようで何だか落ち着かない。。。

いつものお約束で先頭に出たが、ゼーハーしている私は一旦引っ込んで落ち着きたい。しかし誰も前に出ようとしないどころか、むしろ後続との差が少しずつ開いていき孤立してしまった。
引くに引けなくなってしまい、行けるところまで行ってしまおうと、やむをえず作戦変更。

スッシーこと、中川政寿選手

コース全体を通じて細かいアップダウンやスイッチバックが続くので、コース取りを丁寧に脚に負担がないように柔らかく、しなやかな走りを心がけながら2A(約9km地点)に到着。ここで後続との差が3分と知らされる。思っていたよりもタイム差がついていたので勝負を意識し始める。

葛山(約11km地点)から3A(約13km地点)の間の見通しの良いところで後続が見えないことを確認し、残りの距離に対して自身のエネルギー残量を踏まえ逃げが決まったことを確信。ここで、レースに勝つことから、昨年の自身のタイムに挑戦することへ目標をスイッチしました。

結果、昨年4位の自身のタイムを2分ちかく短縮してフィニッシュ。
こんなにレース運びがうまくいくとは思ってもみなかったので、宝くじが当たったような(当たったことないけど)、偶然のようで自分の力ではないような・・・いや、でも走りきったのは俺自身だし・・・という半信半疑の優勝でした。

私の半分くらいの年齢の選手も現れてきました……(笑)

10代の頃から、結果には必ず理由があると教えられ、それを検証して次のレースへ繋げていくという作業をしてきました。
今回は、どう考えてもこれといった勝因が見当たらず、こういう場合、次のレースでの再現性はゼロです。
スキーがトレランに効くことは実感できたものの、それにしてもちゃんと走っていた去年の自分に勝ってしまうとは……人の身体ってわからないなぁと、つくづく思います。

とはいえ一等賞、やっぱりうれしい!!

私の恩師曰く、
「こういう時は、これでいい」そうです。

スキーの神様、ありがとうございます!

レース出場のほか、キッズレースのウォーミングアップや、前走もさせていただきました。
大人より速いスタートダッシュ、ガチでした……

善光寺ラウンドトレイル17km 優勝 1時間39分
【装備】
ドラウトソニックT
・スカイレーサーショーツ Proto
パワーメッシュタンク
パワーメッシュボクサー
ラミースピンソックス5本指アンクル

さて、次のレースは5月13日「比叡山国際トレイルラン50km」です。
初の関西レース、いまから興奮気味です!

マルチアクティビティプレイヤー
山田 琢也

1978年長野県木島平村出身。全国各地のトレイルランニングレースでは表彰台の常連者でありながら、今なおクロスカントリー・マウンテンランニング・MTB等で、地元を遊びつくすことを身上とする、マルチアクティビティプレイヤー。finetrackエグゼクティブパートナー。