DRY LAYERING ドライを重ねる 5レイヤリング

投稿者: 佐久間 学

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スタッフの遊び記録
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予ねてから計画していた夏休み。前半はずっと行ってみたかった南アルプス南部の悪沢、赤石、聖へ3泊4日のツエルト泊での縦走。後半は綺麗な海辺でキャンプしながらシュノーケリングや釣りを楽しむ為に、伊豆七島の神津島と式根島へ。充実した冒険をする事ができました。

8/23 さわら島~千枚小屋(ツエルト泊)
8/24 千枚小屋~悪沢岳~赤石岳~百間洞の家(小屋泊)
8/25 百間洞の家~兎岳ら~聖岳~聖平小h屋(ツエルト泊)
8/26 聖平小屋~聖沢登山口~さわら島
8/28~29 神津島へシュノーケリングと釣りへ
8/30~31 式根島へシュノーケリングへ

8/23
早朝、さわら島行きのバスを待っていると、偶然にも友人達とばったり遭遇⁉ 彼らは当初、北アルプスの槍ヶ岳~奥穂高の予定だったが、天気が悪く断念。調べてみたら南アルプス南部が天気が良さそうという事でここへ来たとの事。コースを聞けば2日目までは同じような行程だったので、皆で1日目の千枚小屋を目指した。この日は天気も良く快適に登山を楽しめた。

8/24
今回の縦走で1番長い1日となった2日目。
早朝から、ポツリポツリと雨。急いでツエルトを撤収。辺り一面はガスだらけで、あまり期待が出来なさそう…と思いながらも次第に雨は弱くなっていた。

まず、千枚岳を目指す。風も少し強くガスが出ていたので、ニュウモを羽織る。千枚岳の山頂へ着いてもガスで景色が楽しめず。…と思っていたら光が差してきた!

今日目指す、赤石岳の全貌が現れた。綺麗に虹が架かり写真を1枚。テンションが上がった所で悪沢岳へ。残念ながら悪沢岳はガスの中。

次の赤石岳へ望みを託す。ここからアップダウンが激しく続くのだ。一気に標高を下げ荒川小屋へ。ここから登りが続くので水分をしっかり補給し、赤石岳へと歩みを進める。

登りで疲れきっている所に、雷鳥の姿を目にしテンションを上げ赤石岳へ到着も…ガス。

このまま一気に標高と気分を下げ、本日のお宿の百間洞の家。ここで友人と別れを告げ、密かに楽しみにしていた名物のトンカツに舌鼓を打つ。

8/25
この縦走登山で最後の3,000m聖岳。この日もスタートから…ガス。そして、強風。今日も天気に期待ができないと悟り、黙々と聖岳を目指す。

まずはネーミングがかわいい兎岳だが、名前とは裏腹に何とも言えないアップダウン。兎岳を後にし、聖岳を目指すも今度はひたすらアップ。強風が吹き荒れる中、体がたまによろめくも聖岳へ。はい、ガスん中です。もう手慣れたものです。少し足早に下り、聖平へ。

本当は、上河内岳へ行き茶臼小屋の計画ではあったが…明日の天気も期待が出来ない為、分岐を聖平小屋へ。小屋に着いたとたんに大粒の雨が降り出したため、少し小降りになった所で、ツエルトを設営。

聖平小屋の名物のフルーツポンチを美味しく頂いた。

8/26
さわら島10:30発のバスに乗るために、小屋を5時過ぎ頃に出発。前日の夜に外で食事を取りながらお話をさせていただいた、4人組みのグループに遭遇し、一緒に聖沢登山口まで歩みを共にした。

そこへ百間洞の家で一緒になった人も居たので、旅は道連れという事で即席6人パーティーが完成!もしかしたら、4日間で1番面白かったかもしれません。皆で無事に聖沢登山口へ。ここでお別れがやってきた。身支度を済ませ、靴紐を結びなおして、さわら島へ向かった。

8/28
前日、東京の竹芝桟橋を22:30発、大型客船でゆらゆら揺られながら伊豆七島の一つでもある、神集いし島「神津島」に朝の9時に到着。まずは、足を確保するためにバイクをレンタル。キャンプ道具は事前に送っていたので、沢尻湾キャンプ場へ送ってもらうことに。早々にテントを設営し、神津島で1番人気の赤崎遊歩道へ。ここは透明度も高くシュノーケリングに最適な場所。ここで2時間程遊び、今度は反対側の多幸湾へと場所を変えてここでもひたすら潜って遊んだ。

8/29
2日目は、千両池へシュノーケリング。少し水が濁っていたので早めに切り上げた。小さな子供が岩場にいるカニを必死になってつかまえていたので、一緒に捕まえて遊ぶ。港の桟橋に場所を変えて次は釣りをする事に。開始2分程でムロアジが入れ食い状態。型の小さいものはリリースし、持ち帰ってなめろうにしたり、塩焼きにして食した。

8/30
この日は隣の島の式根島へ。ここの島も海が綺麗でシュノーケリングには最適。

レンタル自転車を借りて、泊、石白川、中の浦海水浴場を一気に網羅。自転車とシュノーケリングのキックにより、足がパンパンに。キャンプ場は島唯一の大浦キャンプ場で星を見ながら夜をすごした。

8/31
前日から少しずつだが、台風が接近していたため帰りのジェット船が欠航と島のアナウンスで耳にする。唯一、朝8時発の大型客船のみ運航との事だったので、急いでテントを撤収し、港へと急いだ。
無事に船に乗船する事ができ最後は移動日で終わってしまったが、有意義な冒険が出来たと思う。

 

今回の縦走の旅で使用したポリゴンネスト3×2UL。
テン場の標高が約2500mほどの所だったが、目が覚める事無く朝までしっかり寝る事ができた。就寝時の服装はクロノハーフパンツ、ドラウトフォースS/S、ポリゴン2ULジャケットの組み合わせ。聖平では雨の中のツエルト泊で、室内が結露していてもシュラフが濡れて保温が無くなる事もなかった。
軽量で水濡れに強いので、ファストハイクや沢登りに最適な一品。冬場であればフードレスなので、インナーシュラフとして使う事もできる。

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