DRY LAYERING ドライを重ねる 5レイヤリング

投稿者: 岡島 菜穂子

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スタッフの遊び記録
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快晴!を期待した3連休、秋雨前線と寒冷渦の影響により雨予報…でもじっとしてるのは嫌なので、雨雲に被らないで遊べる場所を探した結果、四国がヒットした!四国きっての茗渓といわれる西種子川へ、日頃の野宿欲も満たすべく、関西からどんどこと、瀬戸大橋を渡って向う。

■遡行日:2018年9月16日~17日

市街地からアクセスし易いということも今回の場所選びの決め手であった。
勘違いで入渓点からかなり離れたところに車を停め、車道と林道を歩くことおよそ2時間。ようやく水に触れあえることができた。

9月中旬でもまだ暑い暑い、と文句を垂れながらも、沢歩きが始まると一気にひんやり!この温度差を感じられる瞬間が好き。

私の中で沢といえば鬱蒼とした緑がかった青というイメージだったが、西種子川はブルーの澄んだ色がとてもキレイである、という情報を見てここに行きたい!と西種子川を選んだ経緯もある。

それがこちら。

透明度が高く、吸い込まれそうなスカッとした綺麗な色。2日間ともこの綺麗なブルーを横に眺めながら楽しむことができた。

幾つもの小滝は「めっちゃ続くやん~」と数え忘れるほど越え、大滝は水の跳ね返りを浴びまくり「寒い!」と言いながらロープを出して巻いて進む。
連日の雨で、水量も普段よりは多かったのではないか。水も冷たかったし…。

階段のように奥までずっと続いたり……

とても越えられない大滝やら……

一般的に日帰り沢とされているが、巻かずに真面目に直登しているからだろうか、私のスピードと技術がまだまだなのか、とても「日帰り♪」では収まらないようだ。
あっという間に夕方の陽射しになってしまった…。

もともと焚火をするために余裕をもって1泊2日の計画であったが、むしろこれで良かった~!
湿った薪にようやく火が着き、ツェルトで寝床もこさえてようやく相方とホッと一息。
焚火でウェアを乾かし、嫌な虫達も、ヒルもいないおかげで非常に快適に過ごせた。

火のありがたみを感じながら焚火の傍で。
「上を見れば星空が~!」…なロケーションが良かったのだが、樹林帯で何も見えずしぶしぶ就寝。
しかし、念願の野宿ができたので良し◎

2日目も階段のような小滝と出会いながら、程よい尾根に上がって遡行終了。
おなじみの怒涛の藪漕ぎを終え、林道にたどりついた。
結局他の入渓者とは誰とも出会わなかった。

市街地に戻り、うどんを食べて帰路につく。うどんといえばお隣の香川県が有名だが、こちら愛媛県のうどんもなかなか美味!
きっと人が決めたラインなんて関係なく、美味しいものは美味しいんだなぁ。

 

沢登りで、ザックが大きくなりすぎるのは嫌だけど、快適に野宿したい…という時に気兼ねなくザックに詰め込むことができるツエルト2ロング。時にはテントみたいに、時にはタープに、時には掛布団みたいに使えてしまう。急いでいるときに、落ちている木々を支柱にしたりして手早く簡単に設営できるのも魅力的だ。

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