DRY LAYERING ドライを重ねる 5レイヤリング

投稿者: 芳本 良輔  ■写真:芳本・林

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スタッフの遊び記録
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冬の日高山脈は山深く、日常を忘れて山にまみれることができる最高の場所である。
今回は日高でも比較的ライトなトヨニ岳~ピリカヌプリまでのピストンを計画した。

■山行日:2018/12/31-2019/01/03

■12月31日
世間は大晦日、野塚トンネル北口に駐車し目の前の沢へ降りる。
取り付き尾根までは1時間半程。渡渉は8か所程度であったがスノーシューで岩にグリップを効かせ渡る。

取り付き尾根は雪の付き方が悪く脛~膝のラッセル。3人交代で地道に進む。
2018年最終日はラッセルで終わってしまった。

幕営地は標高1253地点。
カミナドームにスノーフライとウィンターライナーEXPをカスタムし極寒に備える。
ポリゴンネストオレンジで快眠できた。

■1月1日
まだまだ主稜線まで遠い。昨日と同じようにひたすらラッセル。

息も絶え絶えにトヨニ岳まで到着。ここから待ちに待った稜線歩きだとテンションを上げるが、取り付きまでとは比にならない、凍てつく強風に曝される。バラクラバビーニーとL1~L5まで着込み、ポリゴンミトンもグローブの上から装着し準備万端。後はピリカヌプリ目指して歩き通すのみ。特に緊張するポイントは無いが終わりのないアップダウンに消耗する。

ピリカヌプリは美しく佇んでいる。

幕営地はピリカヌプリ目前の1338小ピーク下。築いたブロックが崩壊する程の風であったがカミナドームは持ちこたえてくれた。

■1月2日
日の出と共にピリカヌプリへ向かう。

ここまでの稜線より雪庇が張り出し、岩稜や細い部分はあるが、雪の少なさから想定よりも簡単に通過できた。頂上直下の急斜も雪質柔らかく、難なく頂上へ。

残念ながら頂上に着くころにはガスに巻かれてしまい、そそくさと引き返す。
トヨニ岳手前で再びガスが抜け、晴れ間が見えた。

■1月3日
今日は下るのみ。美しい朝焼けの中、尻滑りを交えて下る。
登りで1日以上掛かった取り付き尾根も2時間掛からず下ってしまった。

やはり冬の主稜歩きはたまらない。
毎年訪れたくなる魔性の魅力がこの山脈には有る。

 

厳冬期の稜線で着脱することは叶わないパンツだからこそ、レイヤリングには悩ましい。

保温力が高いドラウト®ポリゴン3パンツなら稜線で十分温かい。その分「動いた際に暑すぎるのでは?」と心配されそうだが、ドラウト®ポリゴン3は表地・裏地がニットのため、通気性が非常に高く、アウターシェルパンツのベンチレーションを開けただけでしっかり換気ができて快適なのだ。私にとって雪山登山に欠かせない、隠れたおすすめアイテムである。

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エバーブレス®アクロの優れたストレッチ性により、延々のラッセル、集中が必要な岩稜・雪稜の通過でもストレスを感じることは無かった。

また、稜線上の絶え間ない強風の中バラクラバのみでは心許なかったが、フェイスガードと深いフードのお陰で風の直撃が緩和され、行動に集中することができた。

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