最強の5レイヤリングとは

投稿者: 堀 裕人  ■写真:稲田・久場・髙木・畑本・堀・山田

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スタッフの遊び記録
ACTIVITIES

買ったばかりの山靴を履き、初めて歩いた山は立山。
数年の時を経て、今、テレマークブーツに履き替え、室堂に帰ってきました。

■アクティビティ日:2019年4月20日~21日
4/20立山(室堂⇒一ノ越⇒雄山⇒御前谷⇒黒部ダム)
4/21針ノ木岳(扇沢⇒針ノ木雪渓⇒マヤクボカール)

昨年12月、テレマーカーとしてのデビューを果たしました。最後にまともに板を履いたのは中学2年生。15年ぶりのスキーです。
テレマークで山を滑れるようになるには3年はかかると聞き、今季BCデビューを果たすのは難しいだろうと思いつつ、「山を滑りたい」その一心で、虎視眈々とエッジガードと財布をすり減らしながら練習を重ねてきました。

「4月にさ、立山山頂から黒部ダムまで下りるけど、堀君もどう?」
立山は私の登山の原点。それも山頂からダムまでの標高差1500mを滑り降りるとのこと。何と贅沢なプランなのでしょう。
断る理由は見つかりません。2つ返事で頭数に入れてもらいました。

■4月20日

そして当日、文明の利器を乗り継ぎ、室堂へ。室堂バスターミナルで登山届を提出し、雪の状態を確認。ビーコンの動作チェックも行ったら、いざ、出発!

雲一つない青空に、一同思わず笑みがこぼれます。
一ノ越まではシール歩行でハイクアップします。

一乗越からは板を担いで登ります。
シール歩行は不慣れですが、アイゼンを装着すると少しほっとします。

山頂。雪が付き更に深まった景色に圧倒されます。

3003mの雄山山頂から、御前谷へ向かって、いざドロップ。

調整無しのぶっつけ本番。
鮮やかなシュプールを描きながら小さくなっていくメンバーを見送ってから、私も、谷に身を落としていきます。

突如現れる凹凸に板を弾かれながら、板に乗る感覚を思い出します。
自分の思い描いたラインをなぞれた瞬間、アドレナリンは全開。
息をすることも忘れます。

徐々にダムが近づいてくると、「もう終わりか。」と「やっと終わりか。」が入り混じります。

ダム周りの歩道に出ると、板を外します。
振り返って仰ぐと真っ白な山。
「あそこから下ってきたんだ」という達成感。
満員バスに乗り込んで下界に戻ります。

■4月21日

翌日は、針ノ木岳へ。
扇沢から、日本三大雪渓の内の一つ、針ノ木雪渓を詰め、山頂を目指します。
晴天ももちろん良いですが、曇り空も重みがあって好きです。

マヤクボカール到着。
風に叩かれた斜面は固く、気温も低い為、雪の緩みも期待できず、
これ以上上り詰めても”美味しく”はなさそうだろうとの判断で、
カールより滑降することにしました。

平たい斜面では気持ちよく滑れるものの、斜面が荒れた途端、ターンがぎこちなくなります。

 

「見た目のカッコよさではなく、山を安全に滑る技術を身に付けなさい。」

テレマークの師であるfinetrack代表・金山の言葉が頭に浮かびます。
どんな斜面も軽やかに滑ることができると、どれだけ楽しくなるのでしょう。

寒さも緩み、徐々に板納が近づいてきましたが、来シーズンは更にレベルアップできるよう、今春の内にもう一回どこかを滑りたいなと思っています。

 

アウターシェルを着るほどではない、でも何かを羽織らないと寒い。かといって保温着ほどの厚みは要らないかな…。
そんなときはフロウラップ。
春のBCのハイクアップでは、L1,L2,L4のレイヤリングで対応しています。

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