DRY LAYERING ドライを重ねる 5レイヤリング

投稿者: 辻本 浩久 撮影者:辻本 浩久、田中

山は自己完結がモットーのため、無補給で歩くセルフチャレンジが好きだ。
今年のGWは11連休と長く、社内では大峯に行くという声がちらほら。
振り返ると大峯山系は八経ヶ岳や山上ヶ岳といった定番コースしか歩いたことがないため、点を線で繋げて奥駈けたい!と思い地図を広げた。
距離約100km、累積標高約8000m
事前に細かく情報収集すると面白さが半減するため最低限の情報(小屋、水場)のみ調べ、2日間たっぷり楽しめる計画を立てた。
初めて大峯奥駈道を縦走するにあたりソロではリスクが高いため過去に経験したことのある友人の田中氏に声を掛けると二つ返事をもらった。

■アクティビティ日
2025年5月2日~5月3日...

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6/22025

洞窟探検家 吉田勝次さんの探検と“つなぎ”のはなし

洞窟探検家であり洞窟写真家である吉田勝次さん。気さくなキャラクターもあってテレビ番組にも多数出演する吉田さんは、約30年にわたる人類未踏の洞窟探検が高く評価され2024年植村直己冒険賞を受賞されました。今回は、そんな吉田さんのこれまでの洞窟探検について振り返りながら、トレードマークとも言える赤と青の“つなぎ”(ケイビングスーツ)の誕生秘話を伺いました。...
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5/302025

大自然の殿堂、屋久島へ  ~sea to summit to sea 男塾ツアー~

先輩A「※ひらたけー、GWどっか行くの?」

始まりはそんな、なんてことない昼休みの一言だった。

自分「屋久島行ってみようかなって思ってます。ちょろっと登山して、縄文杉でしたっけ?あれ見て、美味しいもの食べるお気楽な旅したいです!」

そう、僕はただ、トビウオと地酒、そして苔むした森の空気を味わいに行きたかった。それだけだったのだ。
そんな浮ついた話を聞いた先輩達の目の色が変わった。

先輩A「え、sea to summit to seaやらないの⁉ 屋久島はsea to summit to seaでしょ」
先輩B「お!sea to summit to seaやるんだ⁉屋久島のsea to summit to seaはいいよ~、なんせロマンがある。」
先輩C「sea to summit to seaならおすすめコースあるよ!ちょっと待って、地図持ってくるわ!」(地図を広げ始める)

気がつけば机の上に、地図が広げられ、ルート説明が始まり、各ギアのスペックや食料の情報が飛び交っていた。

自分「ハ、ハハハ・・・(ヤバイヤバイヤバイ、ニゲロニゲロニゲロ)」

こうして僕の「屋久島満喫お気楽旅計画」は「Sea to Summit to Sea男塾」へとシフトしていたのだった。

※著者注…… 「ひらたけー」とはフルネーム「平田渓」をただ不思議なアクセントで読み上げただけの僕のあだ名である。
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投稿者: 平田 渓 撮影者:鈴木、平田

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5/222025

2025年GW スタッフの遊び記録ダイジェスト

finetrackスタッフの2025年GWの遊びの記録をダイジェストでお届けいたします。
今年のGWも山から海まで、マルチなアクティビティを楽しみました!

■アクティビティ日:2024年4月26日~5月6日...

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投稿者: fun to track編集部

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5/72025

黒部横断 さらさら越え~憧れとロマンのクラシックルート~

いつか挑戦してみたいと思っていた黒部横断。
雪と天候に恵まれた2025年3月下旬、ついにそのチャンスが訪れた。
ルートは、戦国時代に佐々成政が厳冬の中、家康に助けを求めに敵の目を避けるため越えたとされる「さらさら越え」。
ロマンが詰まったこのクラシックルートにスキーで挑むこととなった。

■アクティビティ日
2025年3月20日〜3月22日...

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投稿者: 山下 良太 撮影者:衣川、山下

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4/232025

厳冬期鹿島槍ヶ岳リベンジ

年越し山行では途中の爺ヶ岳で撤退することになり、遥か遠くだった鹿島槍ヶ岳。2月4連休に同じメンバーで山頂を目指した。
今回の登山コンセプトは山頂第一で進むこと。年越しでは全て雪洞泊(もしくはイグルー)の方が上位概念に来ていたが、コンセプト変更により、装備はテントとなり、ルートは赤岩尾根に変更した。

■アクティビティ日
2025年2月8日~2月11日...

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投稿者: 衣川 佳輝 撮影者:衣川、田中、加藤

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4/152025

年末年始雪洞泊山行記録~憧れの厳冬期鹿島槍ヶ岳チャレンジ~

長野県の安曇野市から大町市へドライブすると目に入る美しい双耳峰の山が目に入る。それが鹿島槍ヶ岳である。冬になると過酷な気象条件の力で真っ白に染まり、その山容も相まって記憶に残りやすい山だ。私は過去2回厳冬期に登ろうと試みたが、あまりの積雪に途中敗退していた。今回は屈強な同行者2人とともに、オール雪洞泊というコンセプトのもと爺ヶ岳東尾根を経由し鹿島槍ヶ岳を目指すことになった。

■アクティビティ日
2024年12月28~2025年1月2日...

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投稿者: 田中 優行 撮影者:衣川、田中、加藤

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