最強の5レイヤリングとは

投稿者: 芳本 良輔  ■写真:芳本・吉田 

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スタッフの遊び記録
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今シーズン何度かの入渓を経て、そろそろスケールの大きな沢へ行こうと考えた。日帰りではなく、沢泊してさらに深部へ。自然と一体になるような、あの高揚感を感じたい。
そこで選んだのは、大台ケ原の堂倉谷。二転三転と表情を変える渓相が魅力的だ。同僚の吉田と、山の懐に潜り込みたい衝動に駆られた者同士、大台ドライブウェイを走り登山口へ向かった。
■遡行日:6月16日~17日

軽装のハイカーで賑わう中、沢装備に身を包み大台ケ原駐車場を出発。日出ヶ岳まで登り、後は2時間近く静かな道をひたすら下る。

汗だくになり泳ぎが恋しくなった頃、堂倉滝に到着。堂倉滝は下りの疲れを吹き飛ばす程の迫力があった。

そこから下調べ通り1つ目の吊り橋を渡り、2つ目の吊り橋直前の作業道を上がる。上がり切った広場からモノレール沿いに少し進むと古いロープが配置されている場所を発見し、下る。簡単に下れたので正解ルートだったのだろう。
付近には多くの踏み跡があるが、ルートによっては入渓が困難で、大きくタイムロスしてしまう恐れもあるので、事前の情報収集が重要だ。

いざ沢に降り立つと豊富な水量に沢幅一面のナメ、そして奥に聳える大滝。
スケールの大きさに「おおおおおおおお!」と吉田と二人で雄たけびを上げる。
睡眠不足と2時間の下りによる身体のだるさは、この時記憶から消えていった。

1段目の滝は泳いで左岸に取り付き快適直登。2段目は左岸巻き。

その後も小滝や深い淵が連発。

私が泳いで泥臭く突破する所も、スリムな体形の吉田は岩を華麗にへつり突破していく。
それぞれ得意な遡行スタイルがあって、それぞれ違った突破方法を見出すわけだが、自分ももう少し体重が軽ければ…と羨ましく思うのも事実である。

気付けば家サイズの巨岩が転がる地帯に突入。

各々、自由なルート取りをして進む。全く飽きさせない沢である。

アザミ谷出合いに幕営適地。満開のヤマツツジを携えており非常に洒落ている。

ツエルトを張り、ビールを冷やして準備完了。持参のソーセージを焼き日暮れと共に床に就く。まさに最高のひと時。こうやって山で休むと、なぜか快適なはずの布団で休む以上に疲れが取れる気がするから不思議だ。

翌日は日の出とともに起床し出発。朝から綺麗な渓相に目が覚める。

行動開始から数分後には泳ぐことに。冷たい水に身体が引き締まり、最高の目覚ましだ。

大きな堰堤を巻くと穏やかな川原地帯となる。

川原が終わると両岸が立ち始め、前半部からは想像もできない程の鬱蒼とした雰囲気に。滝も連続するようになり積極的に水流ラインに突っ込んだ。

核心と言われる大滝群も難なく直登し、連瀑帯を越えると一面苔生した渓相に一転。

最後は幻想的な霧の森を抜けて登山道に合流し、駐車場へ向かった。

心地よい疲労感の中、大自然のおかげで心に力がみなぎってくるのを感じながら帰路についた。

沢に持っていくレインウェアは少しでも軽くしたい。しかし藪漕ぎや岩の擦れに負けない堅牢さも必須。欲を言えばストレッチ性も欲しい。その全てを兼ね備えているのがエバーブレス®レグンだ。
生地は2.5レイヤーで水を含みにくく、気温が上がらない中で果敢にシャワークライムや泳ぎに挑めるのもエバーブレス®レグンがあってこそだ。

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大台ケ原 堂倉谷遡行におすすめウエアの組み合わせ方はこちらでもご紹介しています。

寒い・泳ぎ主体の沢登り

夏といえどに夜間は想像以上に冷え込むため、防寒対策は必須。防寒着はもちろん、靴下があると就寝時に足元を冷やさず快適に過ごせる。