ドライ、だから温かい ドライを叶えるメカニズムを解説 5レイヤリング

投稿者: 三宅 毅  ■写真:三宅・河村

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スタッフの遊び記録
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十津川(熊野川)支流の傑作クリーク。1km以上にわたる核心部は、滝のような落差のドロップが次々に現れるハードなクラス4。そこを抜けても、クラス3のドロップがテイクアウトまで続く。

アクティビティ日:2019年10月22日

紀伊半島の山岳地帯を縦断する熊野川上流域の十津川。さらにその支流の舟ノ川は、関西最高峰のハ経ヶ岳を源流とする険しいクリークだ。三年も前からこの時を狙っていた友人の誘いを即答して、今回の大一番を迎えた。テイクアウトの親水公園に半数の車を残し、カヤックと道具一切を積み込んで上流へ。

急斜面を水面まで降りてプットイン。しばらくはあまり落差が無く易しい瀬が続く。

1kmほど進むと渓相が急激に変わり、滝のような落差のドロップが現れる。ここからがコースの核心部。

深く閉塞感の漂う谷の底で慎重にスカウティングしながら、ひとつの瀬をクリアすると、その先にまたひとつ、さらにまたひとつと、果て無く感じる。

ドロップのバリエーションは非常に豊富。スカウティングしてはルートファインディングに頭を悩ませる。

スタートから2時間半。2kmの距離を消化してコース唯一の水面近くに架かる橋まで出た。ここまで、約1kmの核心部が5~6kmにも感じられた。ここはまだコースの1/5も消化していない。

橋から下流の9.5kmは、水量は違えど友人が、過去に一度下ったことがある区間。瀬のグレードは、核心部と比べて1クラスは易しくなっているが、十分なクリークといえる。テクニカルでパワフルなドロップがいくつもの現れて飽きることはない。

飽きるほど漕いで、ようやく右岸の護岸工事が見えると、テイクアウトは間近。人工的に作られたようなスロット状の瀬があり、その最後が川幅一杯のストッパーホール。先頭の自分は捉まりながらもなんとか抜け出したが、後続は次々にフリップさせられていた。

国道に架かる大きな橋が見えると、その手前がテイクアウト。この場所は以前来たことがあったが、上流にあんな核心部があるとは思わなかった。今回の核心部は情報が全くないことから、まだ誰にも降られていない、つまりファーステディセントだった可能性が高い。この未知のクリークに挑戦する機会を与えて貰った友人に感謝したい。

※クリークボーティングに相応しい装備と、スキルを備えたチームで臨む必要があり、重大な危険に関わるフィールドです。十分に注意してください。

[当日のデータ]
水量:(水位計無し)
プットイン:大塔町篠原集落下流
テイクアウト:夢の湯ふれあい交流館親水公園
距離:11.7km
高低差:263m
時間:3.5時間
グレード:4+級
使用艇:クリークボート

 

万が一の場合の長時間の行動に備え、ウエアリングは厳重に。ドライトップとパドリングパンツの下は、ドライレイヤー®ウオームとフラッドラッシュ®のレイヤングで、濡れ冷え対策だけでなく、十分な保温性も確保。当然、ゴージュバッグ25は各個人が装備。

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