DRY LAYERING ドライを重ねる 5レイヤリング

投稿者: finetrack編集者

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バックストーリー

遊び手=創り手のfinetrack。
お客様からお預かりした商品を修繕し、再び「遊べるウエア」「使えるギア」としてお返しするのも、創り手の仕事です。創り手自身が社内で修理を行ったり、考案した方法に応じて提携工場への作業依頼を行っています。
今回のバックストーリーは、そんなファイントラックの「Mr.修理」こと、プロダクト事業部の畠山の紹介です。
文章を書くのはちょっと苦手・・・ということでQ&A方式のインタビュー記事にしてみました。

1つとして同じ状況のない修理に対して、「ベストな修理」を提案してくれる頼もしい存在。

■【現在の担当と好きなアクティビティを教えてください】

職務内容は生産管理です。主に製品の生産スケジュールの管理、工場との折衝や縫製仕様の検討やパターンの段取りなどもしています。
アクティビティはテンカラで渓流釣りがここしばらくマイブームですが、今シーズンからは本格的にテレマークの練習を始めました。ようやく板に乗る感覚がわかってきたので楽しくて。もっと練習したいと思っていますが、渓流釣りの解禁も迫ってきて…どちらにいこうか迷っているところです。

■【昔からアウトドアウエアが好きでしたか?】

洋服が好きでずっと繊維業界で働いてきました。
アウトドアウエアはコンセプト、生地の性能、デザイン、ギミックなどなど、見せてくるポイントが多く面白いですね。

■【修理を担当する上で大切にしていることはありますか?】

どう直せばコストがかからず、見た目および使用感が良いか、そのバランスに悩みます。
できる限り長く使っていただけるよう検討および対処しています。

■【印象的だった修理はありますか】

ファスナーが錆びて固着してしまって、開かなくなってしまったものがたまにあります。
このファスナーまわりの修理は縫い目をほどく作業に時間がかかってしまって工賃が高くなりがちです。使用後はお洗濯の後、よく乾かしてから保管していただければと思います。

■【「修理」から見えるfinetrackのお客様イメージってありますか?】

破れても修理して長く愛用してくださっていて、弊社商品をはじめ「モノ」を本当の意味で大事に扱ってくださる方が多いと感じます。
長く愛用していただけて、とても嬉しくありがたいと思っています。

■【最後に「創り手」目線でおすすめの商品がありましたら教えてください】

ずばりオールウォッシュですね。
メンテナンスの基本は「正しい洗濯」からだと思います。弊社ホームページにも洗濯方法が載っていますので是非参考にしてください。

撮影中に修理していた商品は2012年発売の「エバーブレスフォトンスーツ」。「修理」という行程を経ることで再びフィールドでのお守りアイテムとなる。

finetrackらしいモノ創りの現場のお話。
もし畠山にフィールドでばったり出くわした! なんてとき、
使い込んでお直しが必要になったfinetrack製品があったら相談してみてくださいね。

次回は畠山もおすすめのアウトドア用洗濯洗剤「オールウォッシュ」の開発に関するお話です。お楽しみに。

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