DRY LAYERING ドライを重ねる 5レイヤリング

尊敬する山の先輩から教えられた言葉がある。『秋の涸沢で運がいいと、紅葉の赤、青空の青、雪の白という3色がすべて揃うことが10数年に一度ある。あの絶景は忘れられない』と。そうだ、涸沢に行こう。涸沢で紅葉の写真撮影会をしよう、と休みの1週間前に思いついた山行。

■コース日程 2020.10.5→10.6
■コース概要等 上高地→横尾→涸沢→北穂高小屋→涸沢(テント泊)→横尾→上高地

天気予報をみたら、奥穂や涸沢岳に雪マーク。そして、今年の紅葉は10年に一度の当たり年と伝え聞いた。

出発前日に、TOKYOBASEにスタッフの林が大きなザックかかえて、出勤。
どちらにいく山行なの?と確認すると涸沢から奥穂高とのこと。自分も涸沢!!と驚いたのでした。休みになるとスタッフ同士、山で出会うのが”finetrackあるある”です。
さらに、話には続きがありました。なんと!ストアマネージャーの平川が10/5に涸沢入り。さらに同じくTOKYO BASE根本は10/6から涸沢入りの予定。
つまり、東京ベースのスタッフが4名、時をほぼ同じくして涸沢なスケジュール。前職ではこんなことはあり得なかったと思うと、面白い会社です、finetrack。

上高地到着。ガスのち小雨気温が高く、降雪は厳しく、期待を打ち砕かれた私・柴崎は、やや凹みながらスタート。
横尾までてくてく歩き、ようや登山を開始。

屏風岩を過ぎて、涸沢方面の紅葉を眺めていたら、後から出発しているはずのスタッフ林に颯爽と抜かされました。あまりの速さに後ろ姿を眺めつつ……
気を取り直して写真撮影再開。

すると、3年前に涸沢で出会った三重の山友O夫妻ご一行に偶然、本当に偶然、再会。
天候がいまいちのため、パノラマコースを諦めて、横尾経由で下山とのこと。あまりに突然の再会で心拍数があがりました。来年は、九重連峰か鈴鹿セブンマウンテンをご一緒しましょうと話ながら、惜しみつつお別れ。

お昼前には涸沢に到着。本日のお宿(カミナドーム2)を建てて、空模様を確認。紅葉写真を撮るには青空や光量が足りない……雪の白もない、青空の青もない。

テントで沈殿するのはもったいなく、珈琲を飲みにお散歩ついでに北穂高小屋へ。小屋についたら、お腹ペコペコ。ランチメニューのカレー&ビールで一息ついて……

外のテラスでお楽しみのコーヒータイム。コーヒーは絶景を眺めながら飲むスケジュールでしたが、ガスガス。15過ぎまで粘りましたが太陽の女神は柴崎には微笑まず…けれども、大好きな北穂高小屋に来れたので、満足感はあり。
次回はきっと夕日に染まる滝谷を写真におさめましょう。

風もそこそこあるため、下山開始。稜線上は風が強かったため、ドラウト®タフのアルパインロングTの上にドラウト®レイを羽織ります。かいた汗はドラウト®レイで吸汗&蒸散。さらに風はフロウラップ®でしのぎ、稜線を無事通過。

少し標高を下げたところで、風はおさまり、ようやく太陽の女神様が微笑みはじめる、奥穂高方面。

吊尾根方面。

時間を忘れて見とれる、いつきても、よき光景。涸沢のテント群にも光が当たり紅葉の赤も見応えあり。

さっさと下山して、夜ご飯後は、星空鑑賞&撮影会。夜空に輝く満天の天の川がお見事。

翌朝はモルゲンルート狙い、一瞬だけ青空が差し掛かった瞬間を見逃さなかった自分を誉めたい。

写真撮影を終えて、帰りはパノラマコース。橋でお猿さんのお出迎え、上高地に戻ってきたことを実感。

河童橋の近くにある五千尺ホテルでチーズケーキと珈琲を平らげてから帰路につきました。紅葉も珈琲も味わえて、満足な1泊2日の涸沢でした。

 

稜線上から強風が入り始めた為、防風のためにフロウラップ®フーディを着用。ミッドレイヤーにはドラウト®レイを着用。ドラウト®タフをベースレイヤーに選定。ベースレイヤーからの汗をドラウト®レイが吸汗しつつ、保温を行う。そして、暑いときはフロウラップ®のベンチレーションを開けて蒸れを拡散しつつ、稜線上で風が強く時は、ベンチレーションをしめて、すべてジップアップ。結果として、汗はかくものの防寒防風をしながらしっかり吸汗。北穂の小屋に到着した時もウエア内はドライだった。

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