DRY LAYERING ドライを重ねる 5レイヤリング

投稿者: 平田 渓 撮影者:鈴木、平田

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スタッフの遊び記録
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先輩A「※ひらたけー、GWどっか行くの?」

始まりはそんな、なんてことない昼休みの一言だった。

自分「屋久島行ってみようかなって思ってます。ちょろっと登山して、縄文杉でしたっけ?あれ見て、美味しいもの食べるお気楽な旅したいです!」

そう、僕はただ、トビウオと地酒、そして苔むした森の空気を味わいに行きたかった。それだけだったのだ。
そんな浮ついた話を聞いた先輩達の目の色が変わった。

先輩A「え、sea to summit to seaやらないの⁉ 屋久島はsea to summit to seaでしょ」
先輩B「お!sea to summit to seaやるんだ⁉屋久島のsea to summit to seaはいいよ~、なんせロマンがある。」
先輩C「sea to summit to seaならおすすめコースあるよ!ちょっと待って、地図持ってくるわ!」(地図を広げ始める)

気がつけば机の上に、地図が広げられ、ルート説明が始まり、各ギアのスペックや食料の情報が飛び交っていた。

自分「ハ、ハハハ・・・(ヤバイヤバイヤバイ、ニゲロニゲロニゲロ)」

こうして僕の「屋久島満喫お気楽旅計画」は「Sea to Summit to Sea男塾」へとシフトしていたのだった。

※著者注…… 「ひらたけー」とはフルネーム「平田渓」をただ不思議なアクセントで読み上げただけの僕のあだ名である。

〈プロローグ〉
0-1:ハラスメント未遂
屋久島といえば皆さんどんなイメージをお持ちだろうか?

ジブリ感のある深く静かな苔の森に、鮮やかなカエルやおっとりしたヤクシカ小ぶりなヤクサルが顔をのぞかせる。また、何千年もそこに佇む巨杉をめぐり、余裕があれば九州最高峰の宮之浦岳へトレッキング。夜はトビウオをアテに三岳で乾杯。旅好きなら誰もが一度は憧れる、南の島の奥深き楽園だ。

そんな旅の妄想をおかずにランチを楽しんでいた。
ところがお花畑な頭の私に目を付けた先輩たちに突如囲まれ、sea to summit to seaハラスメント(ハラスメントではない)にあう…。

sea to summit to seaハラスメントにあっている。山屋はすぐこれだ。

自分で言うのもなんだが、私はfinetrackではレアな部類の「オタク度高めシティボーイ」だ。
近頃の週末の過ごし方はというと、日中スケートボードを乗り回し、夜はゴロゴロアニメを見るというもの。
いざ登山に行くとなっても、1人で行くには時期尚早と捉え、必ず「2人以上」で「有名な山」をできるだけ「簡単なコース」で登(って女子にチヤホヤされ)るというスタイル。
いわゆる※エンジョイ勢というやつだ。

※難しいコース踏破や早いタイムを目指すよりも、山での出会いや楽しさの雰囲気を重視するライト層。それもまた山の楽しみ方のひとつであると考える。

そんなオタクの身体にsea to summit to seaがかなり厳しい工程になることは見えていた。

「やっぱり無理カモ~。屋久杉見て、レンタサイクルで島めぐって、トビウオ食べて、三岳を呑んだくれYO」と思ったその時、先輩の一人が口を開いた。

先輩「数年前歩いたsea to summit to seaに本当に感動したんだ。せっかくのGW、普通に屋久島行くのもいいけど、海から宮之浦岳登って海に降りる方がエモくない?」

私は幼いころから人に流されやすいが、根性があった。スラムダンクに登場する我慢の男、一之倉聡のようなメンタルを持っている(身長、学生時代のバスケのポジションも同じだ)。

先輩の言葉が私のそのド根性魂に触れた。
せっかくのGW、最高の舞台で今だからこそできる挑戦をしないでどうする!今が一番輝いているじゃないか!
てかsea to summit to seaって字面がかっこいいな!と妙に納得してしまった(チョロい)。

自分「先生…!sea to summit to seaがやりたいです…!」(チョロい)
社内が歓声に包まれた(包まれてない)。

0-2:情報収集
finetrack社内では毎日のようにアウトドア遊びの情報が飛び交っている。
「週末泊まりで北アルプス行かん?」という誘いから、「どこそこの登山道近くのおにぎり屋は朝4時から開いている」みたいなローカル情報まで、いくらでも手に入る。

このように自分が行ったことのない地域や山の情報収集には困らない。
今回の“屋久島男塾ツアー”も自分で調べた情報に加え、社内で仕入れた情報で武装する。

歩くアウトドアウィキペディアの先輩たちにいろいろ教えていただく。要チェックや~。

コース、水場、テント場、山小屋、そして下山後に寄るべき温泉、スーパー、定食屋まで、装備から胃袋を完全にサポート。

先人による装備表チェック。「ベースレイヤーや手ぬぐいは2枚もいらないよね?」と詰められている

今回の“男塾コース”は楠川漁港からスタートし、九州最高峰の宮之浦岳を登る。そこから花山歩道を歩き大川海岸へと抜けることにした。


海から宮之浦岳を超えて反対側の海に下るロマンあるルート。そこにシビれる!あこがれるゥ!

day1:楠川神社~白谷山荘
day2:白谷山荘~ウィルソン株~縄文杉~宮之浦岳~永田岳~鹿之沢小屋
day3:鹿之沢小屋~大川海岸

天気を見ながら2日目に攻める作戦だ。
seaからsummit(宮之浦岳)の標高差は1936m、スタートからゴールまでの総距離は約43キロ。
“屋久島男塾ツアー”のティップオフだ…。

4/30
神戸から空路で屋久島を目指す。乗り換えは鹿児島空港での一回のみだ。
飛行機が飛び立ちしばらくして見えてくる海から突き出た島こそが今回の舞台、屋久島だ。
ヨシ、この島を徹底的に遊ぶぞ!いや、この場合テッテ的というのが正しい文法か。


私もこの少年と120%同じ気持ちだ。


ゴゴゴゴゴゴゴ…

屋久島空港に到着。思えば私は今まで鹿児島市より南に行ったことがないことを思い出した。
オラ、ワクワクすっぞぉ。


屋久島空港。風情があるね。

今回の旅は4泊5日。そのうち3日を登山に充て、残りの2日で屋久島を満喫しようという計画だ。

頼りになる相棒は友人の鈴木、通称「ずっさん」だ。


通称”ずっさん”。今回もよろしくな!

到着日は装備や食料を整えるために宮之浦周辺で過ごすことに。
初めて食べるトビウオの唐揚げは自分も空を飛んでしまいそうなほどおいしかった。


トビウオの唐揚げは丸ごと食べることができるゾ。


宮浦小学校の校訓に胸を打たれる。素敵だ。

5/1(day1)
朝はゆっくり起床。体調があまり優れない。連日の旅・スケート・自転車三昧が祟っているな。
絶好調を100とするなら、40…いや35ってとこか?この日は工程が短いので様子を見ながら行動することに。

スタート地点の楠川にバスで向かう。
この日は楠川海岸~白谷山荘。コースタイムは4時間弱。

 
海にタッチしてスタート。重厚なグレーの空が広がる。

覚悟を決め、楠川海岸の海にタッチしsea to summit to sea男塾開講!したものの腹が減ったためここで昼食とすることに。なんとまだ20歩しか歩いていない。


スーパーで仕入れたお弁当を広げ始めるずっさん。朝ごはん食べたよね?

スタート地点からすぐの場所に楠川歩道の石碑がある。


恒例のクライムオンポーズ

ここからはしばらくまっすぐなコンクリート道が続く。


直進行軍か?俺たちゃよ

1時間ほど歩き「楠川入口」というポイントに到着。ここから山道となりコンクリ道とはお別れだ。


森が深くなってきた。Z世代なので縦構図写真が多い。

森が深くなっていくのを感じる。踏み跡がいくつかあり藪漕ぎよろしくな道だ。
(ピンクテープあります)

山道に入ってから道がかなり急峻になってくる。なんてったって僕らが挑んでいるのは小さな島のデカい山だ。

途中の渓流はネットで調べた画像とは比べものにならないほど美しく、こんな光景がずっと続くかと思うとワクワクが止まらなかった。

 
思わず「エ(↑)グイ(↓)!ガチ(→)エ(↑)グイ(↓)」の大学生イントネーションが出る。

1時間半ほど歩き白谷雲水挟に到着。気がつくとポツリポツリと、それも強めにお馴染みの水滴が降り注ぐ。ここで今シーズン進化した例のアイツを着用。


新生エバーブレス®フォトンの実力をお見せしよう…

雨の山行はレインウエア内で汗が蒸れたり、どこからか侵入してきた雨で結局ビショビショに濡れてしまうのがお決まり。
しかしお前は違うんだよな、と信頼の眼差しを向ける。


デカい杉の股をくぐる。

なかなか雨が強くカメラを出すことができなかったが、新生エバーブレス®フォトンの新型止水ファスナー、新生地は水分の侵入を一切許さず、さらにウエア内部の蒸れがグングン透湿されていく。
八百長と思われても仕方ないが本当だ。あまりの快適さで雨の森林歩きも悪くない。

1時間ほどで本日の宿、白谷山荘に到着。


大豪雨だ。

白谷山荘の室内は思ったより広く、ゆったりと過ごすことができる。
翌日の長時間行動に向け気を張っていたが、そのうちウトウトし始め17時には就寝していた。


避難小屋では静かに過ごそう!

5/2(day2)
3時半に起床。10時間半も寝てしまった。
そそくさと準備をしているとザックのポケットに入れていたナッツがネズミに食べられていることに気がつきブルーな気持ちに(泣)。


ポケットごと食い破られている泣

この日の工程はコースタイム11.5時間。
恥ずかしながら私はこれまで山を7時間以上歩いたことがなかったが、待ち受けるであろう絶景に胸は高鳴っていた。


体調が回復してきた!

朝霧が立ち込める「白谷雲水挟」はとても幻想的で、鳥のさえずり、渓流のせせらぎ、木々のこすれる音に耳を傾けながら歩くという、オタク二人には似つかわしくない山歩きを楽しむ。
そういえば、ジブリの「もののけ姫」はこの「白谷雲水挟」をイメージしているんだとか。


「生きろ、そなたは美しい」じゃないのよ

1時間ほど歩き「楠川分かれ」に到着。しばらくトロッコ道となる。


記念のジョジョ立ち

このあたりから大きい杉が現れ始める。


木ってねじれながら生えるのかなー?知らないことがあるって楽しいね。

「楠川分かれ」より1時間20分ほどで「ウィルソン株」に。
「なんかハートに見えないな。これじゃギザギザハートだ」と試行錯誤しているところ「このあたりから見えるわよ」とおば様に教えていただく。

きれいなハート型~♡

ウィルソン株を後にし、30分ほどで大王杉に到着。
日に焼かれ、木の表面が銀色に見える。


スゲー!なんか屋久島に来たって感じー!

大王杉から20分で縄文杉に到着。今までの杉とは比べ物にならないほど太く高い。


縄文”杉”でか”スギー”…ガハハハハハ…フウ

多くの観光客はここでUターン。明らかに人間の数が少なくなる。

高塚小屋を過ぎたあたりから厳しい急登に苦しむ。
自分の疲れに気づかぬよう、心を無にして歩いていると、前方でなにやらモフモフしたものがうごめいていることに気がつく。
目を凝らしてみると…


きゃわたんなオトモダチが登場。俺でなきゃ見逃しちゃうね。

ヤクシカだ!それも二匹!
家族かな?かわい~。

しばらく上ると周りの木が低くなっていき初日ぶりの海が見えた。オレンジレンジの「ロコローション」が頭を流れる。


「Ah ah なんかイイ感じ♪」

縄文杉から3時間30分ほどで宮之浦岳と永田岳の分かれ道「焼野三叉路」に。

宿泊予定の「鹿之沢小屋」は永田岳方面だが、最高峰の宮之浦岳をタッチしないことには「sea to summit to sea 」が成立しないので荷物をデポし、宮之浦岳山頂へ。


クライムオ~ン

エバーブレス®フォトンは雨のシーンだけでなく、風の強い稜線でも大活躍だ。

空荷ということもあり15分ほどで山頂に。ついにこの時が来た。


感動の瞬間


360度開けている。

遠くを見ると空と海との境界が分からないことに気が付いた。
ユーミンの名曲「空と海の輝きに向けて」の「空と海が出会う」という歌詞の表現がとてもしっくりくる。

名残惜しいがトレイルナッツを頬張り永田岳を目指すことに。
なにせ我々には時間がない。


トレイルナッツは高単価だが心に良い。ボトルに入れていた分はネズミに食べられず済んだ。

歩き始めて7時間。足に乳酸を感じてきた。ここで今回の秘密兵器「マグオンローション」を足に塗り込んでみる。今回の山行のMVPは間違いなくこいつだ。
マグネシウムは経皮摂取されやすく、経口摂取するとお腹を下す恐れがある。縦走山行中「山下り」はまだしも「腹下り」は勘弁である。
パブロフの犬?プラシーボ?かもしれないが足が軽くなり疲労が軽減される気がする。
(個人の感想)

宮之浦岳から永田岳まで強風の稜線歩きを楽しむ。道には水がジャージャー流れている。
1時間ほど歩き永田岳山頂へ。


九州ツートップを制覇

永田岳より南側は花が咲いていたり緑が茂っているように感じた。
「鹿之沢小屋」に到着したのは15時過ぎ。


まっすぐに写真を撮る気力なんて僕には残っていない。

もう一歩も動けない。倒れ込むように小屋に入り、食事を済ませ泥のように眠りについた。

5/3(day3)
5時起床。見事に10時間半睡眠をメイク。

しかし、立ち上がった時、身体に異変を感じた。
腿とふくらはぎに鈍く重い痛みを感じる。中学の時、先輩に肩パンを同じ個所にたて続けにされたときのような痛みだ。

今日は最終日、泣き言を言っていても始まらないのでマグオンローションを塗り込み、気合で6時半に出発。


のっけからまあまあな登りが幾度かある。

急登があれば、急下りもあるのが島山。ブレーキをかける足に力が入らず、木を掴みながら、手をつきながらの下降を繰り返す。


ここでこそ「知恵出せ、汗出せ、力出せ」精神だ。


正気を取り戻せ!鈴木ーーー!

眺望や人気がまったくない。身体中が痛くASHIMOのような動きで歩いては止まり、歩いては止まりを繰り返す。
背中に携えたマットが木や蔦に引っ掛かるたびにチクチク言葉を吐いてしまう。
だが、諦めたらそこで試合終了だ。


花谷広場で休憩。しんどーーー。

険悪なムードが流れること3時間半。

ついに花山歩道入口到着!!!
震えるぞハート、足は燃え尽きるほどヒートだ。
ここで1時間休憩し、最後のコンクリートの道を下る。


クライムダウ~ン

太陽が照り付け気温もぐんぐん上がっていくのを感じる。
しばらく歩くと海とうっすら口永良部島が見えてきた。
ゆずの「夏色」のイントロギターが鳴り始める。


「海も空も雲も僕等でさえも 染~めていくから~♪」

花山歩道の本当の入り口に到着。
まだゴールではないのに、山王戦の桜木と流川バリのハイタッチをしていた。

ここから海岸へのアクセスを調べておらず少々焦る。
(電波がなく、人っ子一人いない)


さて海はどっちだ?


浮かれていると、ヤクサルにガン飛ばされる。

さまようこと20分、ようやく人を見つけ海岸までの道を聞くことに成功。


スピッツのアルバムジャケットみたいな海岸だ。


キタキタキタキタキタ

幼いころ両親に海に連れて行ってもらった時の興奮に近いものを感じる。


キモチィェェェ

2日ぶりの海にタッチしてゴール。

エンッモ!!!

やった。やった。ついにやったぞ。
美しく透き通った海が私たちを迎えてくれた。

寄せては返す波の音が、自分たちの頑張りに拍手をしているようだ。
うれしくて鳥肌の立具合が気持ち悪い。

本当に長く辛い道のりだったが、sea to summit to seaをやってみてよかった。本当によかった。
薄暗い自室でじっとしていては想像もできないくらいいい気分だ。こういう気持ちがいつまでも続くといいのだけれど…。

ググれば何でも分かり、ストリートビューでどこにでも行ける現代だが、パソコンや携帯のちっちゃな画⾯から分かる情報とは⽐べ物にならないほどの迫⼒、感動があった。

自分の時間とお金をかけ、自分で計画を立て、自分の足で山を歩く。息を吸い込むたびに感じる森の匂い、木々の隙間から指す光の色、川の水の味、稜線上で冷たい風が肌をなでる感覚、静けさの中に響く鳥のさえずりや地面を雨がたたく音、それらすべてが身体中に染みわたってくる。
体は正直、重くて、足も筋肉痛になったけれど、それさえも充実感の証に思えた。

目的地にたどり着くまでの道のりや、道中で目にした風景、出会った人たち、切磋琢磨できる仲間。そういうものを全部ひっくるめて、私は山が好きだなぁと改めて感じた旅だった。

今後も時間とお財布の隙を見つけては山に行き自分なりに楽しんでいこうと思う。押忍!!!

【番外編】
本編以外にも色々と楽しんだ内容をちょこっとだけ紹介しておきたい。

・尾之間温泉
 

下山後まずここで汗を流した。地元の方々とのおしゃべりが楽しく、身体も心もポカポカだ。

・中間ガジュマル
 

樹齢300年のガジュマルは大迫力。ガジュマルの門をくぐると幸運になれるとか?

・屋久島フルーツガーデン「パパイヤの里」
 

園内ではザ・南の島の雰囲気を楽しむことができ、南国のフルーツが食べられるぞ。写真中央に輝くパパイヤは口の中でとろける食感と甘さだ。

・猿川ガジュマル
 

森の中に自生する巨大なガジュマル。生命のチカラ強さを感じることができる神秘的な場所だ。

・オタク系喫茶 ハンターショップちーぞー
 

ヤクシカが食べたくて訪問。獣害対策で駆除されたヤクシカを食べることができる。「オーロラちーぞースパ竜カレー」はボリュームたっぷり、ヤクシカの竜田揚げも絶品だ。店内は漫画やフィギュアが壁一面に飾られておりとても楽しい空間だ。

・山岳太郎
 

屋久島の山に登るならココで情報収集すべし。親身に相談に乗ってくれるゾ。

・平内海中温泉
 

干潮時のみ姿を現す海の中から湧き出る天然温泉。撮影禁止なのでイメージ画像のみとなる。

 

遊びのMVP

エバーブレス®フォトン

基本的に私の登山のしおりには「雨天順延」の注意事項が書かれている。しかし、コイツはその注意書きを「雨天決行」に書き換えるほどのウエアだ。
何が言いたいかというと豪雨の中の運動でもウエアが蒸れることはなく、YKK製の新型止水ファスナーは外からの水分の侵入を完全にシャットアウトする。「雨の山歩きが楽しい!」となる一品だ。
今回、強風にさらされるシーンや朝夕の肌寒いシーンでの着用も多かった。

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執筆者:マーケティング課 平田 渓

入社年:2023年

好きな食べ物はハンバーグとプリン。

趣味は登山、バイオリン、スケートボード、バスケットボール、野球、コーヒー、フィルム写真撮影などと多すぎて「何でもそこそここなすことができるが、何も極めていない」タイプの人間。

幼いころ両親より、山の英才教育を受ける。また、学生時代の山小屋バイトで出会った多くの「山を好きな人々」に魅力を感じ山の世界にのめり込む。

※自然の中でアクティビティを行うためには、十分な装備、知識、経験が必要です。事前の準備を徹底したうえで、安全に注意してお楽しみください。
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