
「歩いていた景色の、裏側へ。」
多くの人が訪れる箱根の山。
その風景は、誰かの手で静かに守られています。
水の流れを読み、 崩れた登山道をなおし、 植生の回復を見守る。
登山道に残る、小さな変化の積み重ね。
普段は気づかない「山の裏側」を観察しながら、
実際に、自分たちの手で登山道整備を体験する一日です。
いつも歩いてきた箱根の登山道 登山する人も、
トレイルランナーも、 登山道を「歩く」「走る」だけではなく、
「関わる」という視点に触れてみる。
次に箱根を歩くとき、走るとき 少し景色が
違って見えるかもしれません。
・開催日時:2026年10月24日(土) 9:30~17:00
・定員:12名(最少催行 5名)
・開催場所:神奈川県箱根町 長尾峠周辺
・費用:無料
・スタッフ:
登山道整備統括:三浦 努(NPO法人富士トレイルランナーズ倶楽部)
加藤 和紀(自然公園財団箱根支部 箱根ビジターセンター)
柴崎篤信 岩井 茉莉子(finetrack)
箱根は、温泉、火山、ハイキング、登山。
年間を通して、多くの人が訪れる山域です。

関東で山を歩く人なら、一度は箱根の山を歩いたことがある。
そんな方も多いのではないでしょうか。
けれど、その登山道がどのように守られ、維持されているのかを、
実際に知る機会は、あまり多くありません。

雨が降るたびに変わる水の流れ。
踏み固められた土壌。
広がっていく登山道。
失われていく植生。
自然の中にある登山道は、
ただ「そこにある」のではなく、
多くの人の観察と整備によって支えられています。
今回のイベントでは、
箱根の登山道整備の現場を実際に歩きながら、
「山の裏側」に触れていきます。

今回活動を行う長尾峠周辺では、
現在、自然環境と調和するかたちで、
登山道整備が少しずつ進められています。
整備された場所は、
一見すると、どこを直したのか分からないかもしれません。
しかし、その裏側には、自然と向き合う視点があります。
ただ「なおす」のではなく、周辺の自然の力を活かしながら、
山の環境と調和するかたちで登山道を整えていく。
そんな現場を実際に観察し、自分たちの手で体験していきます。
「登山道整備って、専門的で大変そう」
そんな印象を持つ方もいるかもしれません。
今回のイベントは、そんな「入口」として企画しています。
登山道保全について初めて知る方も歓迎です。
現場での観察や解説を通して、
なぜ登山道が傷むのか。
なぜ維持が必要なのか。
どんなふうに整備されているのか。
一つひとつを、実際のフィールドで体感していきます。
東京から近い箱根という場所で、
実際に登山道整備に触れられる機会は、
決して多くありません。
登山をする人も、
トレイルランナーも、
普段歩いている登山道に、
少しだけ「関わる」体験をしてみませんか。
自分たちで手を入れた場所を、また歩きたくなる。
そんな感覚が、登山道整備にはあります。
整備をしたから終わりではなく、
その場所が、雨のあと、季節が変わったあと、
どう変化していくのかを気にかけるようになる。
それは、登山道の「利用者」から、少しだけ「関わる人」へ
変わる瞬間なのかもしれません。
登山道を「歩く」「走る」だけではなく、
山との関係を少し深めてみる。
そんな一日を、
箱根でご一緒できればと思います。

9:30 箱根ビジターセンター 集合
受付後、現地へ移動します。
※箱根湯本駅・小田原駅より「桃源台行」箱根登山バス乗車、「白百合台」下車徒歩2分。
※無料駐車場あり。
10:00〜11:00
長尾峠周辺へ移動後、現場でブリーフィングを実施します。
箱根の登山道で起きていることや、当日の整備内容について共有します。
11:00〜16:00
現地で実際に登山道整備を体験します。
適宜休憩を挟みながら、昼食も現地で取る予定です。
16:00〜16:30
箱根ビジターセンターへ戻り、活動の振り返りやまとめを行います。
17:00頃 解散予定
※作業内容や天候によっては、衣服や靴が汚れる場合があります。
※現地は標高が高く、天候によって肌寒くなる場合があります。
イベント終了後は、箱根エリアの日帰り温泉施設で利用できる温泉入浴チケットをプレゼントいたします。登山道整備で汗を流したあとは、箱根ならではの温泉でゆっくりと身体を休めてください。
遠方からご参加の方や、箱根での滞在をあわせてご検討の方は、宿泊先についてご相談いただけます。ご希望の方は、下記フォームよりお問い合わせください。
※お問い合わせの際は、件名に「登山道整備の宿泊について」とご記載ください。
登山道を守る方法は、一つではありません。
現地で整備を体験すること。
山で起きていることを知ること。
誰かに伝えること。
その小さな積み重ねが、未来の登山道につながっていきます。
「歩いていた景色の、裏側へ。」
箱根の山で、その一歩を体験してみませんか。
箱根の山に、少しだけ関わってみる。
登山道整備を体験する一日に参加してみませんか。

※「STORES」の予約フォームが開きます
イベント参加時、finetrackアプリの登録が必須となります。
アプリの登録方法については、こちら

finetrack TOKYO BASE(担当:柴崎)
TEL:03-6452-6084
Mail:fine_na_track@finetrack.com
登山道を守る人を応援する。
finetrack×YAMAP別注ドライレイヤーの特集ページは、こちら
今回のイベントでは、実際に箱根の登山道整備や山岳管理に関わっている方々とともに活動します。

国内最大規模の100マイルレース「ウルトラトレイル・マウントフジ(UTMF)」のプロデュースに携わる一方、現在はCAJ代表としてアウトドア環境保護基金の運営や、富士山麓を中心とした登山道整備・フィールド保全活動に取り組んでいる。
CAJ 一般社団法人コンサベーション・アライアンス・ジャパン https://outdoorconservation.jp/
NPO法人富士トレイルランナーズ倶楽部 https://fuji-trailrunnersclub.com/

加藤 和紀|自然公園財団箱根支部(箱根ビジターセンター)
学生時代より日本全国・世界の国立公園について学び、自然のために従事したく思い、自然公園財団に所属する事となり、主に環境保全の面に力を注いでいる。
国立公園箱根の景観と自然価値をより多くの人に知ってもらうため、自然ガイドの他に登山道補修や、
国立公園の普及啓発などのレクチャー、企業の簡易研修等で行えるような保全活動体験のレクリエーションコーディネートも行っている。

柴崎 篤信|finetrack
finetrackというメーカーの立場から、登山道保全をテーマとしたイベントや情報発信に取り組むほか、東京都・奥多摩エリアでの登山道整備活動にも継続的に参加している。
「未来へつなぐ、ファインなトラック」プロジェクトを通じて、現場で起きていることや地域ごとの課題を、より多くの登山者へ伝える活動を行っている。
今回のイベントでは、参加者の皆さまと一緒に学びながら、箱根の自然や登山道への理解を深める機会づくりを担当する。