DRY LAYERING ドライを重ねる 5レイヤリング

3/12023

もっと肌に優しいアウトドア用インナーを。ネオリーフ®インナー誕生

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~2023春夏新商品「ネオリーフ®インナー」開発STORY~
コットンのような柔らかい着心地と、高い吸汗拡散性を備えたライトウエイトインナー「ネオリーフ®インナー」が2023年春リニューアル!肌当たりの良さに徹底的にこだわり、糸や生地構造を一新。その開発背景をお届けします!

目次

  1. より快適なアウトドアインナーを求めて
  2. トリアセテートが備える高機能とは?
  3. ほっとするような肌触りを実現する縫製仕様

より快適なアウトドアインナーを求めて

一般的にアウトドアインナー(ベースレイヤー)というと、ウールのものが多いかと思います。

ウールは吸放湿性により蒸れにくく消臭効果もある点がアウトドアに相性の良い素材ですが、吸湿時に発熱して衣服内温度を上げるという面もあり、また、高レベルの加工を駆使しても吸水拡散性には限界があり、シーズンや着用シーンによってはベストな選択とは限りません。

それなら、アウトドアに必要な吸汗拡散性を備えつつ肌当たりもよくインナーに適した素材はなにか。

その答えがトリアセテートを使ったネオリーフ®です。

この春、新たなコンセプトで、前作にあたるネオリーフ®エストから糸、生地構造を一新。サマーシーズンに限らず、幅広いシーズンで着用頂ける吸汗速乾性に優れたインナーウエアとなりました。

トリアセテートが備える高機能とは?

トリアセテートは、天然パルプ由来のエコ素材ですが、私たちは素材が持つ優れた機能性にも着目しました。

かいた汗はトリアセテートの異形断面構造で素早く拡散し、快適なドライ感を得られます。
また、適度な水分率を持つ繊維であるため、衣服内の熱のこもった感じをやわらげることができます。

トリアセテートとポリエステルのハイブリッド糸が汗(水分)を吸って素早く拡散

そして吸汗性の高さは、ドライレイヤー®とのレイヤリングの相性の良さも抜群。同時に、繊維由来の柔らかさによって、直接肌に着用する際の肌当たりの良さも備える素材だったのです。

コットンのような柔らかい肌触り

だからネオリーフ®は従来のインナーのチクチク感が苦手な方への選択肢を提供したいという想いも実現できる、アウトドアインナーとしての最適な素材だったのです。

ほっとするような肌触りを実現する縫製仕様

肌に触れたときにほっとするような、日常に近い肌触りを求めて縫製仕様にもこだわりました。例えばトップスの袖にはトルネードスリーブ®を採用しています。

肩周りの動きを妨げない独自の縫製パターン

トルネードスリーブ®はインナーのように適度にフィットしたサイズ感であってもアームホールまわりの動きを妨げないメリットがあります。

また、運動などで大量に汗をかく状態が長時間続くと肌がデリケートになり、少しの生地擦れや肌当たりが肌ストレスとなります。だから主要な縫い代には、縫い目が比較的平滑に仕上がる、肌にやさしいフラットシーマで縫製しています。

足口の縫い代端は外側に折り返し、肌への干渉を防ぐ

さらにボトムスは、足口部分は縫い代端の始末が直接肌に当たらない様、外側に折り返す仕様にしています。

特に女性用のショーツに関してはウエストのゴム部分がダイレクトに骨盤に干渉しづらい様、位置の調整をしたり、ショーツ後側のクロッチ接ぎの線が、表にはいたパンツ(ズボン)に響きにくくする為に厚みを軽減させたりという工夫も凝らしています。

ウエストゴムは骨盤に干渉しにくい位置に調整

薄手で日常の肌あたりに近い、吸汗速乾性に優れたネオリーフ®インナーシリーズ。季節を問わずオールシーズンで着用ください。

(finetrackスタッフ 三宅・夏見)

 

コットンのような肌当たりの良さを備えたライトウエイトインナーウエア、ネオリーフ®インナー。⽊材パルプを原料とするトリアセテートとポリエステルのハイブリッド⽷によって、肌当たりの柔らかさを追求しつつ、⾼いレベルでの吸汗拡散性も備え、オールシーズンご活⽤いただけます。

「ネオリーフ®インナー」の商品情報へ

 

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