9月のある週末。
目指したのは神戸から車で２時間半ほどの奈良県大峰山系のとある沢。

昨年は営業チームの泊りの親睦会を行った場所だが、今年は日帰りで釣り上がるという。

普段、釣りとは無縁の私だが、今年最後のチャンスと聞き、同行することとなった。

しばらく雨が降っておらず、渇水状態。

釣り上がる二人。

その後ろを釣りの真似事をしながら追いかける。

一つ目の滝まではアプローチも優しく、人もよく入るらしい。

そこを越えてからは魚の反応もよくなってきた。

ゆったりと時間が流れる中、気ままに山の深部へ入り込んでゆく。

ここにいると、外の世界よりも、時がゆったりと流れているように感じる。

しかし、水の冷たさなのだろうか、柔らかな木漏れ日なのだろうか、

何かが夏が終わると語りかけてくるような週末だった。

いざフィールドについたら、想定していた状況と異なる。
山ではよくあることだ。
今回も冷たい水へのドボンを想定していたが、想定よりも水が少なかった。
水中保温力と陸上での快適性を両立したフラッドラッシュを着ていたお陰で、陸上行動が多くなった今回も、快適に過ごすことが出来た。

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