DRY LAYERING ドライを重ねる 5レイヤリング

スタッフの遊び記録

10/182025

ジャンダルム★青春登山記

ジャンダルムの上に立ったとき、私の口から例の言葉が自然とこぼれ落ちた。
そう、シャルル•ド•ゴール空港でミポリンこと中山美穂に一目ぼれした辻仁成がその後の対面時に言ったというあの…

「「やっと会えたね」」

もちろんジャンダルムは何も答えない。
私の中で否応なく、夏が加速するのを感じた…。

■アクティビティ日:2025年8月30日~8月31日...

続きを見る

投稿者: 平田 渓 撮影者:岡嶋、苅田、平田

ACTIVITIES

10/92025

ノルウェー&スウェーデンひとり山旅~シナモンロールを背負って~

6年前に北欧に移住した親友から、結婚式のおたよりが。
北欧といえば幼い頃、母に読んでもらったムーミン谷の物語を思い出す。作中に描かれていた素朴で美しい北欧の自然の情景が目に浮かんできた。せっかく行くなら友人の門出を祝うだけでなく、自然も満喫したい!
目標は北欧の山で本場のシナモンロールを食べること。果たしてどんな景色が待っているのか…格安航空券を握りしめ、ザックにテントを詰め、一人北欧の地へ旅立った。

■アクティビティ日:2025年7月26日~8月3日...

続きを見る

ACTIVITIES

9/302025

馬場島to上高地~北アルプスの名峰をつなぐ2泊3日ファストパッキングの旅~

昨年夏、「常念山脈+表銀座周回」の遊び記録は、多少の反響をいただいた(辻本独自調べ)。
その締めくくりに「馬場島から上高地まで歩きたい」と呟いてから、はや1年。
今年に入って、初マラソンと100mileレースを完走し、体力もアップした(ハズ)。

舞台は北アルプスの名峰をつなぐ、2泊3日のファストパッキング。
今回、マイルールは3つだけ。

① 16時までにテント場へ到着
② 山小屋では水以外の購入禁止
③ 走らない

お盆前半に山行計画をしていたが、天気は壊滅的。
後半へスライドさせたところ、予報には3日間とも晴れマークが並んでいる!
雨男の私にとって、奇跡の夏山登山が始まろうとしている。

■アクティビティ日
2025年8月15日~8月17日...

続きを見る

投稿者: 辻本 浩久

ACTIVITIES

9/42025

2025年 夏の遊び記録ダイジェスト

finetrackスタッフの2025年夏の遊びの記録をダイジェストでお届けいたします。
今年も山から海まで、マルチなアクティビティを楽しみました!

■アクティビティ日:2025年8月9日~8月18日...

続きを見る

投稿者: fun to track編集部

ACTIVITIES

8/262025

40代おとな女子の旅日記 ~イギリス湖水地方トレッキングとロンドンの街歩き~

ゴールデンウィーク休暇を活用して、イギリスに行こう。そんな話になったのは3月末か4月頭のことだっただろうか。
会社の休み(11連休!)の間にイギリスならではの自然と街並みの両方を味わえるプランを検討した結果、目指す先はロンドンと湖水地方になった。氷河時代の痕跡が色濃く残り、渓谷沿いに大小無数の湖が点在する風光明媚な地域(by Wikipedia)という湖水地方でトレッキングを楽しみ、フライトの前後にロンドンに滞在して観光する目論見だ。さて、まずは航空券の予約から!...

続きを見る

ACTIVITIES

8/62025

紅葉に出会えるか?~裏越後三山縦走~

最近の夏は暑すぎる!
私が子供の頃は、標高を上げればそれなりに快適だったと記憶しているが、近年では「涼しい」どころか、日射でジリジリと焼かれる始末。快適に歩けるのって、夜明け前しかないのでは…?
樹林帯のハイクアップでは曇り、稜線では晴れ。そんな都合のいい天気を期待するのは、きっと私だけではないはず。
昨今の夏の暑さには後ろ向きな気持ちになってしまいがちだが、日本は素晴らしい国で、暑さにうなだれグータラしていても勝手に季節は進んでくれる。9月下旬になり、残暑もラストスパートで、気づけば秋の入り口である。「もう少しで紅葉ハイクできる頃か」と思い、やっと重い腰を上げる気に。
そんな前置きをしつつ、今回は越後駒ケ岳へ。まだ紅葉は早いのだろうが、北ならワンチャン見れるだろうか?せっかく新潟まで行くなら、1座じゃもったいない。静かな山奥をテントでのんびり縦走できそうなルートはないかなと地図をにらむと、荒沢岳〜中ノ岳〜越後駒ケ岳の周回ルートが見えてきた。なるほど、この3座をまとめて「裏越後三山」と呼ぶわけね。
幼い頃から「裏」という言葉には惹かれるものがある。裏道、裏技、裏メニュー…。そういうのには弱い。そんな“少年心”をくすぐられて、安直にルート決定。その後、洗礼を受けることに…
(※ちなみに「表越後三山」は、荒沢岳ではなく、かの有名な八海山が入るそうだ。)
行き先が決まったら、次はルートチェック。
ふむふむ…って、ちょい待ち。距離30km、累積3000mあるじゃん。しかも荒沢岳って、通称「越後の穂高」って呼ばれるくらい急峻なのか…。なにこれ、わりとマジのやつじゃん。さらにログを見ると、日帰りの健脚勢が目立つ。いやいや、どんな猛者やねん。
ちなみに私の体力だと、1日あたり距離10km、累積1000mには収めておきたいところ。やはり2泊3日が現実的か。どこか2か所、幕営地にピックアップしなきゃね…。

■アクティビティ日
2024年10月11日~10月13日
...

続きを見る

投稿者: 苅田 匠 ■撮影:苅田・小池

7/92025

天気に振り回された“登山あるある”~後悔を抱えて挑んだ前穂高岳・北尾根登攀~

天気予報に振り回される――登山者であれば、誰もが一度は経験する“あるある”だろう。今回の山行も、まさにその典型だった。
当初は友人と八ツ峰への登攀を計画していたが、直前の天気予報は「前日雪、当日は強風」。やむなく中止とし、別日に前穂高岳・北尾根ルートを選ぶことにした。
結局、迎えた当日も「前日雨、当日は強風」との天候だった。だが、想像していたほどの厳しさはなく、山中でこんな会話が交わされた。
「これくらいなら、八ツ峰も行けたんじゃない?」
「うん、実はそう思ってた」
登山者なら誰もが心当たりのある、“判断の後悔”。
そんな気持ちを胸に抱きながら、それでも楽しい前穂高岳・北尾根の登攀がはじまった。

■アクティビティ日
2025年5月4日~5月5日...

続きを見る

投稿者: 黄 嘉駿

ACTIVITIES

7/22025

日本オートルート-沢と峠をスキーで繋ぐ8日間-

なぜ山にスキーを持っていくのか?移動の道具としてそれを考えた時、担ぎの多くなる従来の稜線通しの日本オートルートではなく、沢と峠と沢を繋ぐ、スキーだからこそできるルートが見えてくる。
降りた谷では、割れた沢から水を汲み、岩魚を釣った。黒部川上ノ廊下の渡渉、吹雪で停滞した薬師見平、高天原温泉、いずれも忘れえぬ場所である。
人のいない北アルプスの奥地にて、立山から新穂高へ、8日間の日本オートルートを滑った。

■アクティビティ日
2025年4月26日~5月3日...

続きを見る

投稿者: 衣川 佳輝 撮影者:衣川、山下

ACTIVITIES

6/252025

奥利根~奥会津(鳩待峠から只見駅)縦断 スキーラフティング

「奥只見湖や田子倉湖とその周辺の山域をつないで縦断するロングルートをSki raftingスタイルでトライ」というのは数年前から温めていたプランだった。

Ski Raftingって?
パックラフトは登山やバックカントリーの活動で一番の障壁となった「水上」の通過を可能にしてくれる飛び道具だ。これを使えば、今までつながらなかったラインがつながり、行けなかったところに行けるかもしれない。そんなパックラフトとスキーを組み合わせてしまおうというのがSki Rafting。

このプラン、時期が早いと湖の水位が低くて苦労し、遅いと湖面付近に残雪が残らず、タイミングがなかなか難しい。適しているのはおそらく「豪雪の年のGW」。これはやるしかない!

■アクティビティ日
2025年4月27日-2025年5月2日...

続きを見る

投稿者: 相川 創

ACTIVITIES

6/92025

大峯奥駈道「一撃」 ~無泊無補給の縦走~

山は自己完結がモットーのため、無補給で歩くセルフチャレンジが好きだ。
今年のGWは11連休と長く、社内では大峯に行くという声がちらほら。
振り返ると大峯山系は八経ヶ岳や山上ヶ岳といった定番コースしか歩いたことがないため、点を線で繋げて奥駈けたい!と思い地図を広げた。
距離約100km、累積標高約8000m
事前に細かく情報収集すると面白さが半減するため最低限の情報(小屋、水場)のみ調べ、2日間たっぷり楽しめる計画を立てた。
初めて大峯奥駈道を縦走するにあたりソロではリスクが高いため過去に経験したことのある友人の田中氏に声を掛けると二つ返事をもらった。

■アクティビティ日
2025年5月2日~5月3日...

続きを見る

投稿者: 辻本 浩久 撮影者:辻本 浩久、田中

ACTIVITIES

5/302025

大自然の殿堂、屋久島へ  ~sea to summit to sea 男塾ツアー~

先輩A「※ひらたけー、GWどっか行くの?」

始まりはそんな、なんてことない昼休みの一言だった。

自分「屋久島行ってみようかなって思ってます。ちょろっと登山して、縄文杉でしたっけ?あれ見て、美味しいもの食べるお気楽な旅したいです!」

そう、僕はただ、トビウオと地酒、そして苔むした森の空気を味わいに行きたかった。それだけだったのだ。
そんな浮ついた話を聞いた先輩達の目の色が変わった。

先輩A「え、sea to summit to seaやらないの⁉ 屋久島はsea to summit to seaでしょ」
先輩B「お!sea to summit to seaやるんだ⁉屋久島のsea to summit to seaはいいよ~、なんせロマンがある。」
先輩C「sea to summit to seaならおすすめコースあるよ!ちょっと待って、地図持ってくるわ!」(地図を広げ始める)

気がつけば机の上に、地図が広げられ、ルート説明が始まり、各ギアのスペックや食料の情報が飛び交っていた。

自分「ハ、ハハハ・・・(ヤバイヤバイヤバイ、ニゲロニゲロニゲロ)」

こうして僕の「屋久島満喫お気楽旅計画」は「Sea to Summit to Sea男塾」へとシフトしていたのだった。

※著者注…… 「ひらたけー」とはフルネーム「平田渓」をただ不思議なアクセントで読み上げただけの僕のあだ名である。
...

続きを見る

投稿者: 平田 渓 撮影者:鈴木、平田

ACTIVITIES

5/222025

2025年GW スタッフの遊び記録ダイジェスト

finetrackスタッフの2025年GWの遊びの記録をダイジェストでお届けいたします。
今年のGWも山から海まで、マルチなアクティビティを楽しみました!

■アクティビティ日:2024年4月26日~5月6日...

続きを見る

投稿者: fun to track編集部

ACTIVITIES

5/72025

黒部横断 さらさら越え~憧れとロマンのクラシックルート~

いつか挑戦してみたいと思っていた黒部横断。
雪と天候に恵まれた2025年3月下旬、ついにそのチャンスが訪れた。
ルートは、戦国時代に佐々成政が厳冬の中、家康に助けを求めに敵の目を避けるため越えたとされる「さらさら越え」。
ロマンが詰まったこのクラシックルートにスキーで挑むこととなった。

■アクティビティ日
2025年3月20日〜3月22日...

続きを見る

投稿者: 山下 良太 撮影者:衣川、山下

ACTIVITIES

4/232025

厳冬期鹿島槍ヶ岳リベンジ

年越し山行では途中の爺ヶ岳で撤退することになり、遥か遠くだった鹿島槍ヶ岳。2月4連休に同じメンバーで山頂を目指した。
今回の登山コンセプトは山頂第一で進むこと。年越しでは全て雪洞泊(もしくはイグルー)の方が上位概念に来ていたが、コンセプト変更により、装備はテントとなり、ルートは赤岩尾根に変更した。

■アクティビティ日
2025年2月8日~2月11日...

続きを見る

投稿者: 衣川 佳輝 撮影者:衣川、田中、加藤

ACTIVITIES
ACTIVITIES